「停電に備えてポータブル電源を買いたいけど、容量はどれくらい?」「Jackery、Anker、EcoFlow、何が違うの?」。ポータブル電源は、停電のときにスマホの充電や照明、冷蔵庫などに電気を使える大きなバッテリーです。キャンプや車中泊でも使えるので、持っておくと安心な家電です。
わが家は注文住宅で、太陽光発電(14kW)と家庭用蓄電池の「建て得でんち」を導入しました。それでも、持ち運べる電源があると、避難するときや車の中でも電気を使えるという安心があります。この記事では、ポータブル電源の選び方と、容量別のおすすめ7選を比較します。
※本記事はプロモーションを含みます。
- ポータブル電源と家庭用蓄電池の違い
- 容量(Wh)と出力(W)の選び方
- 容量別のポータブル電源おすすめ7選の比較表
- 防災で使うときの注意点
この記事のおすすめ順は、Amazonでの売れ筋・レビューの数と評価・メーカーの仕様をもとにした、この記事独自の目安です(2026年10月時点で確認)。使える家電や時間は、家電の消費電力や使い方で変わります。メーカーの公表値は目安として考えてください。

ポータブル電源って、モバイルバッテリーの大きい版ですか?

イメージとしては近いですが、ポータブル電源は家のコンセントと同じAC100Vの電気を出せるのが大きな違いです。スマホだけでなく、電気毛布や扇風機、冷蔵庫など、ふだん使っている家電を動かせるものもあります。
結論|容量別のおすすめポータブル電源
| こんな人に | 容量の目安 | おすすめ |
|---|---|---|
| 家族の停電対策をしっかりしたい | 1,000Wh前後 | Jackery 1000 New/Anker Solix C1000/EcoFlow DELTA 3 Classic |
| 大容量でも小さく軽いものを | 1,000Wh前後 | DJI Power 1000 Mini |
| スマホ・照明など最低限の備えに | 200〜300Wh | Anker Solix C300/EcoFlow RIVER 3/BLUETTI EB3A |
ポータブル電源は、「どの家電を、何時間使いたいか」で容量を決めるのが基本です。スマホの充電や照明くらいなら200〜300Wh、冷蔵庫や電気毛布なども使いたいなら1,000Wh前後が目安になります。容量が大きいほど重く、高くなるので、使い道を先に決めておきましょう。
わが家は、太陽光14kWと家庭用蓄電池の「建て得でんち」を導入しました。家庭用蓄電池は家の中で電気を使うためのものなので、避難したときや、車の中、キャンプ場で電気を使いたいときには持ち出せません。持ち運べるポータブル電源は、家庭用蓄電池とは別の役割の備えだと考えています。

ポータブル電源の選び方5つのポイント
1. 容量(Wh)
容量は「Wh(ワットアワー)」で表されます。たとえば100Whの容量なら、10Wの機器をおよそ10時間使える計算です(実際は変換のロスがあるので、これより短くなります)。使いたい家電の消費電力×時間で、必要な容量の目安を計算してみましょう。
2. 出力(W)
出力は、同時にどれだけの電力を使えるかを示します。電気ケトルや電子レンジなど、消費電力の大きい家電を使うなら、定格出力1,500W前後のモデルが必要です。
3. バッテリーの種類(リン酸鉄リチウム)
最近のポータブル電源は、長寿命で安全性が高いとされるリン酸鉄リチウム(LFP)電池が主流です。毎日充放電しても10年ほど使えるとうたう製品が多くあります。
4. 充電の速さと方法
コンセントから1時間前後で満充電できるモデルもあります。ソーラーパネルや車のシガーソケットから充電できるかも確認しておくと、停電が長引いたときに安心です。
5. 重さと大きさ
1,000Wh前後のモデルは、10〜12kgほどあります。持ち運ぶことが多いなら、200〜300Whの小型モデルと組み合わせるのも一つの方法です。

冷蔵庫って、ポータブル電源で動きますか?

動かせるものが多いですが、冷蔵庫は電源を入れたときに大きな電力が流れることがあります。定格出力に余裕のあるモデルを選び、どれくらいの時間動かせるかはメーカーの目安で確認しておきましょう。

ポータブル電源おすすめ7選|比較表
| 製品 | 容量 | 定格出力 | 重さ・特徴 |
|---|---|---|---|
| Jackery 1000 New | 1,070Wh | 1,500W | 約10.8kg・UPS機能 |
| Anker Solix C1000 | 1,056Wh | 1,500W | 58分で満充電(専用アプリ設定時) |
| EcoFlow DELTA 3 Classic | 1,024Wh | 1,500W | 約12.1kg・約60分で満充電 |
| DJI Power 1000 Mini | 1,008Wh | 1,000W | 小型・58分で80%充電 |
| Anker Solix C300 | 288Wh | AC 300W | ストラップ付き・満充電1.1時間 |
| EcoFlow RIVER 3 | 230Wh | AC 300W | 超小型・UPS機能 |
| BLUETTI EB3A | 268Wh | 600W | 9ポート・EPS機能 |
※販売ページに記載の仕様です(2026年10月時点で確認)。充電時間などはメーカーの条件での目安です。
1. Jackery 1000 New
Amazonのポータブル電源・蓄電池の売れ筋1位の、容量1,070Wh・定格出力1,500Wの大容量モデルです。約10.8kgで、1,000〜1,500Whクラスでいちばん軽いモデルとされています。停電時に20ms未満で切り替わるUPS機能があり、リン酸鉄リチウム電池で10年間長持ちするとうたっています。製品登録で5年の長期保証です。
- 向いている人:家族の停電対策を1台でしっかりしたい人
- 向いている人:冷蔵庫や電気ケトルなども使いたい人
- 注意点:価格は高め

家族の停電対策を1台で考えるなら、売れ筋1位で、1,000Whクラスでは軽いJackery 1000 Newが選びやすいです。UPS機能で、ふだんから冷蔵庫などにつないでおく使い方もできますよ。
2. Anker Solix C1000
Ankerの1,056Wh・定格1,500Wのポータブル電源です。専用アプリの超急速充電モードで、100%まで58分で充電できるとされています。満充電で長期保管でき、主電源を切って自然放電をおさえる防災向けの機能があります。Wi-Fiでアプリから遠隔操作もできます。
- 向いている人:急速充電を重視したい人
- 向いている人:防災用に満充電で保管しておきたい人
- 注意点:ソーラーパネルは別売り(セット品もある)
3. EcoFlow DELTA 3 Classic
EcoFlowのDELTAシリーズの最新モデルで、1,024Wh・定格1,500Wです。約45分で80%、約60分で満充電できるとされ、AC・ソーラー・車の3つの方法で充電できます。600W未満では約30dBと静かに動くとされています。重さは約12.1kgです。
- 向いている人:静かに使いたい人
- 向いている人:充電の速さとバランスを重視したい人
- 注意点:約12.1kgと重め
4. DJI Power 1000 Mini
ドローンで知られるDJIの、コンパクトな1,008Whのポータブル電源です。最大出力は1,000Wで、58分で80%まで充電できるとされています。400Wの車内充電やソーラー充電に対応し、巻き取り式のUSB-Cケーブルが内蔵されています。
- 向いている人:大容量でも小さく持ち運びたい人
- 向いている人:車中泊やキャンプでも使いたい人
- 注意点:定格出力は1,000W。消費電力の大きい家電は確認が必要
5. Anker Solix C300
288Wh・AC最大300Wの、ストラップで両手を空けて持ち運べる小型ポータブル電源です。2Lペットボトル約2本分ほどのコンパクトさで、ACとUSB-Cを3つずつ、計8ポートを備えています。満充電で保管でき、主電源オフで自然放電をおさえられます。
- 向いている人:避難するときに持ち出しやすいものが欲しい人
- 向いている人:大容量モデルのサブとして持ちたい人
- 注意点:冷蔵庫など大きな家電には向かない
6. EcoFlow RIVER 3
230Wh・AC定格300Wの超小型ポータブル電源です。図書館並みの静かさとされる30dB以下で動き、20ms以内で切り替わるUPS機能を備えています。3,000サイクル後も放電容量80%とうたうリン酸鉄リチウム電池です。
- 向いている人:手ごろな価格で、まず1台用意したい人
- 向いている人:パソコンなどのUPSとしても使いたい人
- 注意点:容量は小さめ
7. BLUETTI EB3A
268Wh・出力600Wの小型モデルで、ワイヤレス充電を含む9つの出力ポートがあります。ACとソーラーの組み合わせで最大430Wの充電ができ、ACだけで約1時間で充電できるとされています。停電時にバックアップ電源を供給するEPS機能が付いています。
- 向いている人:手ごろな価格で、出力に余裕のある小型モデルが欲しい人
- 注意点:Amazonの評価は★4.1
ポータブル電源を防災で使うときの注意点
- ふだんから充電しておくいざというときに空では使えません。満充電で保管できるモデルは、満充電にしておきましょう。
- ときどき使って動作を確認するキャンプや停電の練習で使ってみると、使い方に慣れておけます。
- 高温の場所に置かない夏の車内などは避け、涼しい場所に保管します。
- 使える家電と時間を書き出しておく停電のときに慌てないよう、優先して使う家電を決めておきます。
- ソーラーパネルの用意も検討する停電が長引いたときに、昼間に充電できます。

太陽光パネルがある家なら、ポータブル電源はいりませんか?

家の太陽光と蓄電池は、家の中で電気を使うための備えです。避難先や車の中で電気を使いたいときには、持ち運べるポータブル電源が役立ちます。わが家でも、別の役割の備えとして考えています。

家づくりや住まいの設備・家電については、こちらの記事も参考にしてください。
ポータブル電源に関するよくある質問
ポータブル電源は何Whあればいいですか?
スマホの充電や照明など最低限なら200〜300Wh、冷蔵庫や電気毛布なども使いたいなら1,000Wh前後が目安です。
ポータブル電源の寿命はどれくらいですか?
リン酸鉄リチウム電池のモデルは、毎日充放電しても10年ほど使えるとうたうものが多くあります。使い方や保管方法で変わります。
ずっとコンセントにつないでおいてもいいですか?
パススルー充電やUPS機能に対応しているモデルなら、つないだまま使えるものがあります。取扱説明書で確認しましょう。
飛行機に持ち込めますか?
大容量のポータブル電源は、航空会社のルールで持ち込みや預け入れができないことが多いです。事前に確認しましょう。
使わなくなったら、どう捨てればいいですか?
メーカーによっては回収サービスがあります。自治体の普通ゴミには出せないことが多いので、メーカーに確認しましょう。
まとめ|ポータブル電源は「容量」と「出力」で選ぶ
- ポータブル電源は、家のコンセントと同じAC100Vを出せる持ち運べる電源
- 最低限の備えなら200〜300Wh、冷蔵庫なども使うなら1,000Wh前後
- 電気ケトルなど大きな家電を使うなら、定格出力1,500W前後
- 迷ったら、大容量はJackery 1000 New、小型はAnker Solix C300から比べる
- 家庭用蓄電池とは別の「持ち出せる備え」として考える
ポータブル電源は、停電のときも、キャンプのときも、電気を使える安心をくれる家電です。家族に合う容量を選んで、ふだんから充電して備えておいてください。
