新築のランドリールームで後悔する理由|乾かない・狭いの対策

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「ランドリールームをつくったのに、洗濯物が乾かない」「狭くて、結局リビングに干している」。共働き家庭を中心に人気のランドリールームですが、広さや換気、動線を考えずにつくると、思ったように使えないことがあります。

私は共働きの子育て家庭で、延床45坪の注文住宅に住み、ドラム式洗濯乾燥機を毎日使っています。この記事では、新築のランドリールームでよくある後悔を整理し、後悔しないための広さ・換気・動線・設備の考え方と、ランドリールームがいらない家の特徴をまとめます。

この記事でわかること
  • 新築のランドリールームでよくある後悔8つ
  • 後悔しないための広さ・換気・湿気対策
  • 洗う・干す・たたむ・しまうの動線の考え方
  • ランドリールームがいらない家の特徴
ユイ
ユイ

共働きだから、雨の日でも気にせず干せるランドリールームに憧れてるんだよね。

ガイ
ガイ

天気を気にせず洗濯できるのは、大きなメリットです。ただ、「干せる場所」をつくるだけでは、洗濯物はなかなか乾きません。換気や除湿まで含めて計画することが大切ですよ。

目次

結論|ランドリールームの後悔は「乾かない」「狭い」「動線が悪い」の3つ

よくある後悔主な原因対策
洗濯物が乾かない換気・除湿・空気の流れがない換気扇、除湿機、サーキュレーターの置き場とコンセントを計画
狭くて干しきれない家族の洗濯物の量を考えていなかった1回分の洗濯物を干せる竿の長さから広さを決める
脱衣所と兼用で使いにくい入浴中に使えない、来客時に気をつかう脱衣所と分ける、または動線を工夫する
たたむ場所がない作業台やカウンターを考えていなかったたたむためのカウンターを設ける
しまう場所が遠い収納が各部屋にあり、運ぶ手間がかかるファミリークローゼットを近くに
湿気でカビが出た窓がない、換気が足りない換気計画と、湿気に強い内装材を選ぶ
日当たりが悪く、においが残る北側の狭い部屋に配置した機械での乾燥・除湿を前提にする
結局あまり使わないドラム式で乾燥まで済ませている乾燥機中心なら、広いランドリールームはいらないことも

ランドリールームは、「干す場所」ではなく「洗濯を完結させる場所」として計画すると、後悔しにくくなります。洗う、干す(乾かす)、たたむ、しまうが、短い距離でつながっていることが理想です。

ランドリールームでよくある後悔

ここからは、よくある後悔を一つずつ、原因と対策に分けて見ていきます。自分の家の洗濯のやり方に当てはめながら読んでみてください。

1. 洗濯物が乾かない

いちばん多い後悔です。窓を開けられない、空気が動かない部屋に洗濯物をたくさん干すと、なかなか乾きません。換気扇だけでなく、除湿機やサーキュレーター、エアコンなど、空気を動かす・湿気を取る手段が必要です。家電を使うならコンセントも欠かせません。

2. 狭くて干しきれない

家族が多いと、1回の洗濯物の量も多くなります。タオルやシーツなど大きな物も干せるか、竿の長さや本数を確認しておきましょう。

3. 脱衣所と兼用で使いにくい

洗面脱衣室をランドリールームと兼ねると、家族が入浴しているあいだは洗濯物を扱えません。来客が洗面所を使うときに、干している洗濯物が見えてしまうこともあります。

4. たたむ場所・しまう場所がない

乾いた洗濯物を、結局リビングに運んでたたんでいる、という声もよく聞きます。たたむためのカウンターや、近くにしまえるファミリークローゼットがあると、洗濯がランドリールームの近くで完結します。

POINT

ランドリールームの使いやすさは、広さより「動線」で決まります。広い部屋をつくっても、たたむ場所としまう場所が遠ければ、家事の手間は減りません。

5. 湿気でカビやにおいが出た

毎日たくさんの洗濯物を干す部屋は、湿気がこもりやすくなります。換気が足りないと、壁や天井にカビが出たり、部屋干し特有のにおいが残ったりします。換気計画と、湿気に強い内装材を選ぶことが大切です。

6. 日当たりのよい場所を、ランドリールームに使ってしまった

日当たりのよい南側をランドリールームにすると、リビングなどほかの部屋の日当たりが悪くなることがあります。室内干しは、日光よりも換気と除湿で乾かすものと考え、配置を決めましょう。

7. 収納が足りない

洗剤のストック、ハンガー、洗濯ネット、タオルなど、ランドリールームには意外と物が多く集まります。棚や引き出しを計画しておかないと、床に物が置かれて掃除がしにくくなります。

8. 結局あまり使わない

ドラム式洗濯乾燥機やガス乾燥機で、乾燥まで済ませる家庭では、広い干し場をあまり使わないこともあります。乾燥機を中心にするなら、干す場所は最小限でよいという考え方もあります。

タクミ
タクミ

ドラム式洗濯乾燥機があるなら、ランドリールームはいらない?

ガイ
ガイ

乾燥機にかけられない衣類もあるので、少し干せる場所はあると便利です。ただ、「全部を干す前提」の広いランドリールームまでは必要ない家庭も多いと思います。乾燥機をどれくらい使うかで、必要な広さは大きく変わります。

ランドリールームで後悔しないための計画

  1. 洗濯のやり方を決める全部干すのか、乾燥機中心か。1日に何回洗濯するかを家族で確認します。
  2. 1回分の洗濯物の量を測る今の家で、1回分の洗濯物を干すのに竿が何メートル必要かを測ると、広さの目安になります。
  3. 乾かす手段を決める除湿機、サーキュレーター、エアコン、換気扇のうち、何を使うかを決め、置き場所とコンセントを計画します。
  4. たたむ場所としまう場所を近くにカウンターと、ファミリークローゼットや収納の位置を決めます。
  5. 収納と内装を決める洗剤やハンガーの収納、湿気に強い壁や床の素材を選びます。

ランドリールームに欲しい設備

設備役割
天井付けの物干し(昇降式・ワイヤー式など)使わないときにすっきり片付く
換気扇湿った空気を外に出す
コンセント(複数)除湿機、サーキュレーター、アイロンなど
カウンター洗濯物をたたむ、アイロンをかける
スロップシンク(深い流し)泥汚れの下洗い、つけ置き洗い
可動棚洗剤、ハンガー、タオルの収納

すべてが必要なわけではありません。自分の家の洗濯の仕方で「毎日使うもの」から優先して選びましょう。

共働きでドラム式を毎日使っている立場からの本音

わが家は共働きの子育て家庭で、時短家電としてドラム式洗濯乾燥機を毎日使っています。乾燥まで洗濯機で済ませる日が多いと、「干す場所」より「たたむ場所・しまう場所」のほうが大事だと感じます。ランドリールームを検討するときは、広さを先に決めるのではなく、乾燥機をどれくらい使うのか、乾いた服をどこでたたんでどこにしまうのか、という流れから考えるのがおすすめです。家族の洗濯のやり方によって、必要な広さはまったくちがってくると思います。

ランドリールームの位置の考え方

位置よいところ気をつけたいところ
洗面脱衣室の隣脱いだ服をすぐ洗える。水まわりがまとまり、配管も短くなる浴室の湿気が入りやすいので換気を
キッチンの近く料理をしながら洗濯もでき、家事を同時に進めやすいキッチン側の収納や通路とのバランス
ファミリークローゼットの隣乾いた服をすぐしまえる各部屋のクローゼットとの役割分担を決める
2階のバルコニーの近く外干しと室内干しを切り替えやすい1階に洗濯機がある場合、運ぶ手間が増える

位置を決めるときは、「家族が服を脱ぐ場所」と「服をしまう場所」の両方から近いかを考えると、無理のない動線になります。家事を担当する人が、ほかの家事と同時に進めやすいかも大切なポイントです。

ランドリールームがいらない家の特徴

  • 乾燥機で、ほとんどの洗濯物を乾かしている:干す場所は、洗面所の一角などで足りることがあります
  • 外干しを基本にしたい:日当たりのよい庭やバルコニーで干すなら、室内の干し場は最小限で済みます
  • 家の面積を抑えたい:ランドリールームの分、ほかの部屋や収納を広くするという選択もあります
  • 洗面脱衣室を広めにとれる:脱衣所に室内干しのスペースを設けるだけでも、役割を果たせることがあります

ランドリールームは、「あると便利」だけで決めず、洗濯のやり方から必要かどうかを考えるのがおすすめです。

家づくりや住まいの設備・家電については、こちらの記事も参考にしてください。

ランドリールームの後悔に関するよくある質問

ランドリールームの広さは、どれくらいが目安ですか?

家族の人数や、干す量によって変わります。今の家で1回分の洗濯物を干すのに必要な竿の長さを測り、そこに洗濯機やカウンターのスペースを足して考えると、目安がわかります。

ランドリールームで洗濯物が乾かないときは、どうすればいいですか?

除湿機やサーキュレーターで、湿気を取りながら空気を動かすと乾きやすくなります。換気扇を回し、洗濯物どうしの間隔を空けて干すのも効果的です。

ランドリールームに窓は必要ですか?

必ずしも必要ではありません。室内干しは、日光より換気と除湿で乾かす考え方が基本です。窓をつけるなら、湿気がこもらない位置や、外からの視線も考えましょう。

脱衣所とランドリールームは、分けたほうがいいですか?

入浴中でも洗濯物を扱いたい、来客に洗濯物を見られたくない場合は、分けると便利です。面積に余裕がない場合は、脱衣所を少し広めにして兼用する方法もあります。

ドラム式洗濯乾燥機があれば、ランドリールームはいりませんか?

乾燥機中心なら、広い干し場は不要なことが多いです。ただ、乾燥機にかけられない衣類もあるので、少しだけ干せる場所と、たたむ場所はあると便利です。

ランドリールームの床や壁は、何を選べばいいですか?

水や湿気に強く、掃除がしやすい素材がおすすめです。調湿性のある壁材を選ぶ家もあります。施工会社に、湿気が多い部屋に向いた素材を相談しましょう。

ランドリールームにエアコンは必要ですか?

必須ではありませんが、除湿機能のあるエアコンがあると、季節を問わず乾きやすくなります。家全体の空調計画とあわせて、施工会社に相談するとよいでしょう。

ランドリールームに収納は必要ですか?

洗剤のストック、ハンガー、洗濯ネット、タオルなど、ランドリールームには物が集まりやすいので、棚や引き出しがあると便利です。可動棚にしておくと、置く物が変わっても調整できます。

まとめ|ランドリールームは「洗濯のやり方」から逆算する

この記事のまとめ
  • よくある後悔は「乾かない」「狭い」「動線が悪い」の3つ
  • 室内干しは、換気・除湿・空気の流れで乾かす。コンセントの計画も必要
  • 洗う・干す・たたむ・しまうを、短い距離でつなげる
  • 乾燥機中心の家庭では、広いランドリールームはいらないこともある
  • 広さは、1回分の洗濯物の量から逆算する

ランドリールームは、家族の洗濯のやり方に合わせてつくれば、毎日の家事をぐっと楽にしてくれます。今の洗濯の流れを見直すところから、計画を始めてみてください。

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