新築に庭はいらない?後悔する理由と判断基準・手入れの工夫

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「新築に庭って、本当に必要?」「草取りや手入れが大変そうで、いらない気がする」。庭は、子どもの遊び場やガーデニングなど楽しみが広がる一方で、手入れの手間や費用がかかり、「いらなかった」と感じる人もいる場所です。

私は東海地方で注文住宅を建て、植栽や外構について調べながら家づくりを進めました。この記事では、新築で庭がいらないと言われる理由と、庭があってよかったと感じやすいケースを整理し、庭をつくるかどうかの判断基準と、手入れを減らす工夫をまとめます。

この記事でわかること
  • 新築で庭がいらないと言われる7つの理由
  • 庭があってよかったと感じやすい家庭
  • 庭をつくるかどうかの判断基準
  • 庭をつくらない場合・小さくする場合の選択肢
タクミ
タクミ

子どもが走り回れる庭に憧れるけど、手入れできるか自信がないんだよね…。

ガイ
ガイ

その感覚はとても大事です。庭はつくったあとに手入れが続く場所です。憧れだけで広くつくると、草取りに追われることになりがち。どれくらい手入れの時間をかけられるかから考えるのがおすすめですよ。

目次

結論|庭は「使い道」と「手入れの時間」があるなら、つくる価値がある

庭がいらない人庭があってよかったと感じやすい人
草取りや水やりの時間をとれないガーデニングや家庭菜園を楽しみたい
庭で過ごすイメージがわかない子どもを外で遊ばせたい、バーベキューをしたい
駐車場や建物を広くとりたいペットを外で遊ばせたい
外構の予算を抑えたい室内から緑を眺めたい

庭が必要かどうかは、「庭で何をするか」と「手入れにかけられる時間」で決まります。使い道がはっきりしているなら、つくる価値は十分にあります。逆に、使い道がないまま広い庭をつくると、手入れの手間だけが残ってしまいます。

新築で庭がいらないと言われる7つの理由

まずは、「庭はいらなかった」と感じる人が挙げる理由を見ていきます。自分の家族に当てはまるかどうかを確認しながら読んでみてください。

1. 草取りが大変

いちばん多い理由です。春から秋にかけては、雑草がすぐに伸びます。こまめに草取りをしないと、あっという間に荒れてしまいます。

2. 芝生の手入れに手間がかかる

芝生は見た目がきれいな一方で、芝刈り、水やり、肥料、雑草取りなど、定期的な手入れが必要です。きれいな状態を保つには、思った以上に時間がかかると言われます。

3. 植木の剪定(せんてい)や落ち葉の掃除が必要

木は年々大きくなります。剪定をしないと、隣の家に枝がはみ出したり、日当たりが悪くなったりします。落葉樹は、秋に落ち葉の掃除も必要です。

4. 虫が出る

植物が多いと、蚊や毛虫などの虫が発生しやすくなります。窓を開けたときに虫が入ってくることもあります。

5. 外構の費用がかかる

庭をつくるには、土の整備、芝生や植栽、フェンス、照明、水栓などの費用がかかります。建物の予算を優先して、庭まで手が回らないこともあります。

6. 結局使わない

「子どもが遊ぶと思ったけれど、外遊びは公園に行く」「バーベキューは年に1回程度」と、思ったより庭を使わないこともあります。

7. 外からの視線が気になって使えない

道路や隣の家から庭が丸見えだと、くつろいで過ごすことができません。目隠しをするには、さらに費用がかかります。

POINT

庭の手間は「広さ×植える物」で決まります。広い庭でも、砂利や舗装を中心にすれば手入れは減り、小さな庭でも芝生や花壇が多ければ手間は増えます。

庭があってよかったと感じやすいケース

  • 小さな子どもがいる:目の届く場所で外遊びや水遊びができ、公園に行く手間が減ります
  • ガーデニングや家庭菜園が好き:手入れそのものが楽しみになります
  • ペットがいる:犬を外で遊ばせる場所になります
  • バーベキューやアウトドアが好き:家で気軽に楽しめます
  • 室内から緑を眺めたい:リビングの窓から植栽が見えると、癒やしになります

どの場合も共通しているのは、庭で過ごす具体的なイメージがあることです。「なんとなくあったほうがいい」ではなく、使い道から考えることが大切です。

庭をつくるかどうかの判断基準

  1. 庭で何をするかを書き出す子どもの遊び、家庭菜園、バーベキュー、眺めるだけ、など具体的に書き出します。
  2. 手入れにかけられる時間を考える週末に1時間なら、どこまでできるか。共働きなら、手入れの時間はさらに限られます。
  3. 外からの視線を確認する庭が道路や隣家から見えないか、目隠しが必要かを確認します。
  4. 予算を確認する庭をつくる費用と、そのぶん駐車場や建物に回した場合を比べます。
  5. 将来の使い方を想像する子どもが大きくなったら、庭の使い方はどう変わるかも考えます。
ユイ
ユイ

子どもが大きくなったら、庭って使わなくなるのかな?

ガイ
ガイ

子どもの外遊びの場としての出番は減るかもしれません。だからこそ、あとから使い方を変えやすい庭にしておくのがおすすめです。たとえば、芝生の一部を駐車場や家庭菜園に変えられるよう、配置を考えておくと安心ですよ。

庭の手入れを減らす工夫

庭をつくると決めた場合も、工夫しだいで手入れの手間は大きく減らせます。

工夫ポイント
防草シート+砂利雑草が生えにくくなる。費用も比較的抑えやすい
人工芝芝刈りや水やりが不要。子どもの遊び場にも
コンクリートやタイルで舗装草取りがほぼ不要。駐車場や物置スペースにも使える
成長がゆるやかな木を選ぶ剪定の回数を減らせる。成長後の大きさを確認して選ぶ
常緑樹を中心にする落ち葉の掃除が少ない(常緑樹も葉は少しずつ落ちる)
花壇や菜園は小さく始める手入れできる範囲から始めて、慣れたら広げる

手入れを減らすなら、「緑を楽しむ部分」と「手入れのいらない部分」を分けるのがおすすめです。リビングから見える場所にだけシンボルツリーや植栽を置き、ほかは砂利や舗装にすると、手間を抑えながら緑も楽しめます。

庭をつくらない・小さくする場合の選択肢

  • 駐車場を広くする:車の出し入れが楽になり、来客用のスペースもとれます
  • ウッドデッキやタイルデッキにする:草取りが不要で、リビングとつながる屋外スペースになります
  • 中庭にする:外からの視線を気にせず使える小さな屋外空間をつくれます
  • 建物を広くする:庭の分を室内の広さに回す選択もあります
  • シンボルツリーだけ植える:手入れを最小限にしつつ、家の印象をやわらげられます
家を建てて外まわりを考えた立場からの本音

わが家は延床45坪の注文住宅で、中庭を取り入れました。中庭は外からの視線を気にせず光や風を取り込める一方で、排水や掃除の計画が必要な場所でもあります。植栽について調べたときに感じたのは、「どこから見える緑なのか」「10年後にどれくらいの大きさになるか」を考える大切さです。庭は、建物の打ち合わせのあとに回されがちですが、毎日の暮らしと手入れの時間に直結します。広さより「どう使うか」を先に決めることをおすすめします。

庭のある暮らしで気をつけたいこと

隣の家との境界

木の枝や落ち葉が隣の家に入ると、トラブルの原因になることがあります。境界の近くには、大きくならない木を選ぶか、こまめに剪定できる場所に植えましょう。

水はけ

水はけが悪い庭は、雨のあとに水たまりができ、芝生や植物が傷みやすくなります。土の状態や勾配を、外構業者に確認してもらうと安心です。

防犯

背の高い植栽や塀で庭を囲いすぎると、外から見えにくくなり、かえって防犯面で不安が出ることもあります。歩くと音が鳴る砂利や、センサーライトを組み合わせる方法もあります。

子どもの安全

子どもが遊ぶ庭では、トゲのある植物や、実を口に入れると危険な植物を避けましょう。道路に飛び出さないよう、門扉やフェンスの位置も確認しておきます。

庭の費用を考えるときのポイント

庭の費用は、広さや仕上げ方、植える物によって大きく変わります。

費用がかかりやすいもの費用を抑えやすいもの
天然芝の張り付けと土の改良防草シート+砂利
大きな木の植栽小さめの苗木から育てる
目隠しフェンス植栽でやわらかく目隠し
庭の照明・散水設備必要な場所だけに絞る

はじめから完成させる必要はありません。入居時は砂利や防草シートで整えておき、使い方が見えてから少しずつ手を加える方法もあります。ただし、照明や水栓の配管など、建物の工事と一緒にやっておいたほうがよいものもあるので、施工会社に確認しましょう。

家づくりや住まいの設備・家電については、こちらの記事も参考にしてください。

新築の庭に関するよくある質問

新築で庭がいらないと言われるのはなぜですか?

草取りや芝生の手入れ、剪定などの手間がかかること、外構の費用がかかること、思ったより使わないことが主な理由です。使い道と手入れの時間があるかで判断しましょう。

庭の手入れを楽にするには、どうすればいいですか?

防草シートと砂利、人工芝、舗装などを組み合わせると、草取りの手間を減らせます。植える木は、成長がゆるやかで、成長後の大きさが敷地に合うものを選びましょう。

天然芝と人工芝、どちらがいいですか?

手入れの時間があり、自然な見た目を楽しみたいなら天然芝、手入れを減らしたいなら人工芝が向いています。人工芝は夏に表面が熱くなりやすいので、子どもが遊ぶ場合は注意しましょう。

庭をつくらないと、後悔しますか?

庭で過ごすイメージがなければ、つくらなくても後悔しないことが多いです。あとから植栽やデッキを追加することもできるので、迷ったら最小限から始める方法もあります。

子どもの遊び場として、庭は必要ですか?

目の届く場所で外遊びや水遊びができるのは、庭の大きなメリットです。一方で、近くに公園があり、そこで遊ぶことが多い家庭では、広い庭は必要ないこともあります。

庭に植える木は、どう選べばいいですか?

成長の速さ、常緑か落葉か、日当たりの条件、成長後の大きさで選びます。隣の家や道路にはみ出さないか、10年後の姿も想像して選びましょう。

庭の草取りの頻度は、どれくらいですか?

地域や季節によって変わりますが、春から秋にかけては雑草がよく伸びるため、月に数回の手入れが必要になることもあります。防草シートなどで、手入れの頻度を減らす工夫をしましょう。

庭を駐車場にするのはありですか?

車の台数が増える予定がある、来客が多いなどの場合は、庭の一部を駐車場にするのも合理的な選択です。将来の変更を考えて、最初は砂利敷きにしておく方法もあります。

まとめ|庭は「何に使うか」と「手入れの時間」で決める

この記事のまとめ
  • 庭がいらないと言われる主な理由は、草取り・芝生・剪定などの手入れの手間
  • 使い道がはっきりしているなら、庭はつくる価値がある
  • 手入れにかけられる時間から、庭の広さと仕上げ方を決める
  • 防草シート+砂利、人工芝、舗装を組み合わせると手入れが減る
  • 迷ったら最小限から始めて、使い方が見えてから手を加える

庭は、使い方が合えば暮らしを豊かにしてくれる場所です。憧れだけで決めず、家族の暮らしと手入れの時間に合った形を考えてみてください。

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