「アドセンスに合格したのに、全然儲からない」「1日数十円しか入らない」。アドセンスに合格して喜んだのもつかの間、収益の少なさにがっかりする人は少なくありません。
私はWordPressでのブログ運営を8年続けていて、Googleアドセンスには5サイトで合格しました。この記事では、アドセンスが儲からないと感じる理由、収益の仕組み、収益を上げるための具体的な方法、アドセンス以外の選択肢をまとめます。
- アドセンスが儲からないと感じる6つの理由
- アドセンスの収益の仕組み(RPMなど)
- アドセンスの収益を上げる7つの方法
- アドセンス以外の収益化の選択肢

アドセンスって、合格すれば自然と稼げるものじゃないんですか?

合格はスタートラインなんです。アドセンスはアクセスが集まってはじめて収益になる仕組みなので、アクセスが少ないうちは、どうしても収益は小さくなります。まずは仕組みから整理してみましょう。
結論|アドセンスは「アクセス×ページの価値」で決まる
| 儲からない主な理由 | 対策の方向 |
|---|---|
| アクセスが少ない | 検索される記事を増やし、アクセスを集める |
| ページRPMが低いジャンル | 広告の単価が高めになりやすいテーマの記事も書く |
| 広告の配置が合っていない | 自動広告の設定や、手動の広告位置を見直す |
| 読者がすぐに帰ってしまう | 内部リンクで、ほかの記事も読まれるようにする |
| アドセンスだけに頼っている | アフィリエイトや自分の商品と組み合わせる |
アドセンスの収益は、ざっくり言えば「どれだけ読まれたか(アクセス)」と「そのページでどれだけ広告の価値があるか」のかけ算です。どちらか、または両方が小さいと、「儲からない」と感じやすくなります。
アドセンスの収益を上げたいなら、まずはアクセスを増やすことがいちばんの近道です。広告の配置の工夫は、アクセスがある程度集まってからのほうが効果を感じやすいです。
アドセンスの収益の仕組み
アドセンスの管理画面では、いくつかの数字で収益を確認できます。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| ページビュー(PV) | ページが表示された回数 |
| ページRPM | 1,000ページビューあたりの見積もり収益 |
| クリック数・CTR | 広告がクリックされた回数と、その割合 |
| CPC | クリック1回あたりの平均収益 |
たとえば、ページRPMが200円のブログで、月に1万ページビューなら、見積もり収益は月に2,000円ほどになります(計算上の例です)。ページRPMは、ジャンルや時期、読者によって大きく変わります。
※上の数値は、仕組みを説明するための計算例です。実際の収益を示すものではありません。

月1万ページビューって、けっこう大変そうですね…。

最初は大変に感じますよね。だからこそ、1記事ずつ、検索される記事を積み上げていくことが大切なんです。また、アクセスが少ないうちは、アドセンスだけにこだわらない考え方もありますよ。

アドセンスが儲からないと感じる6つの理由
1. アクセスが少ない
いちばん多い理由です。アドセンスは、アクセスが少ないと、どんなに広告を工夫しても収益は小さいままです。
2. 検索されない記事が多い
日記や、誰も検索しないテーマの記事ばかりだと、検索からのアクセスが集まりません。記事数は多いのにアクセスが少ない場合は、この可能性があります。
3. ページRPMが低いジャンル
広告主が多く、広告の単価が高くなりやすいジャンルと、そうでないジャンルがあります。一般的に、お金・住まい・転職など、商品やサービスの価格が高いジャンルは、広告の単価が高めになりやすいといわれています。
4. 広告の配置が合っていない
広告がほとんど表示されない場所にある、または多すぎて読者がすぐに帰ってしまう、といった配置の問題も収益に影響します。
5. 読者が1ページだけ読んで帰る
関連する記事への内部リンクがないと、読者は1ページだけ読んで帰ってしまいます。1人の読者が読むページ数が増えると、広告が表示される回数も増えます。
6. 収益の期待が高すぎる
SNSでは、大きな収益の報告が目立ちます。しかし、多くの個人ブログにとって、アドセンスは少しずつ育てていくものです。最初から大きな金額を期待すると、「儲からない」と感じやすくなります。
アドセンスの収益を上げる7つの方法
- 検索される記事を増やすキーワードを決めて、読者の悩みに答える記事を書きます。これがいちばんの基本です。
- アクセスの多い記事をリライトするサーチコンソールで、表示回数の多い記事を見つけ、タイトルや内容を改善してクリックを増やします。
- 内部リンクで回遊を増やす関連する記事へのリンクを入れ、1人の読者に複数の記事を読んでもらいます。
- 自動広告の設定を見直すアドセンスの自動広告では、広告の種類や表示量を調整できます。読みやすさとのバランスを見ながら設定します。
- ページRPMの高い記事を分析する管理画面で、どの記事のRPMが高いかを確認し、同じようなテーマの記事を増やします。
- 読みやすさを優先する広告を増やしすぎると、読者が離れて逆効果になることもあります。
- 長く読まれる記事を書く流行のニュースより、何年も読まれ続ける悩みに答える記事のほうが、安定した収益につながります。

やってはいけないこと
- 自分で広告をクリックする:無効なクリックとして、アカウントが停止されるおそれがある
- 家族や知人にクリックを頼む:同じく無効なクリックになる
- 「広告をクリックしてください」と書く:クリックをうながす行為はポリシー違反
- 広告とまぎらわしい見せ方をする:誤クリックをさそう配置は禁止
- 中身のうすいページを大量に作る:ポリシーに違反するおそれがある
収益を急ぐあまり、ポリシー違反でアカウントを失っては元も子もありません。最新のポリシーは、アドセンスのヘルプで確認してください。
アドセンス以外の収益化の選択肢
アクセスが少ないうちは、アドセンスだけで大きく稼ぐのは難しいこともあります。ほかの収益の方法と組み合わせることで、ブログ全体の収益を上げやすくなります。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| アフィリエイト | 比較・レビュー記事と相性がよい。1件あたりの報酬が大きいこともある |
| 物販(Amazon・楽天など) | 実際に使った商品の紹介と相性がよい |
| noteの有料記事 | アクセスが少なくても、経験やノウハウを直接販売できる |
| ブログの経験を活かした仕事 | Webライター、オウンドメディア運営など |
私はブログを8年続けてきて、Googleアドセンスには5サイトで合格しました。今はnoteの有料記事で月2万円ほど、オウンドメディアの運営受託で月20万円ほどの収入があります。ブログの収益化は、アドセンスだけで考えないほうが、選択肢が広がります。アドセンスは、アクセスが集まる記事の収益の土台として考えると整理しやすくなります。

アドセンスの収益を確認するときのポイント
- 日ごとの変動に一喜一憂しない:収益は日によって大きく変わるので、月単位で見る
- ページRPMの推移を見る:アクセスが同じでも、RPMが変われば収益も変わる
- 記事ごとの収益を確認する:どの記事が収益に貢献しているかを把握する
- 季節による変動を知っておく:広告主の予算の動きによって、時期で単価が変わることがある
収益が急に下がったときの確認ポイント
アドセンスの収益が、ある日から急に下がることがあります。あわてる前に、次の点を順番に確認してみましょう。
- アクセスが減っていないかサーチコンソールやアクセス解析で、検索からのアクセスが減っていないかを確認します。検索順位の変動が原因のことも多いです。
- 広告が表示されているかテーマの変更やプラグインの更新で、広告のコードが消えていないか、実際のページで確認します。
- ads.txtに問題がないかアドセンスの管理画面に、ads.txtに関する警告が出ていないかを確認します。ads.txtは、広告枠を販売できる事業者を示すファイルです。
- ポリシーに関する通知が来ていないか管理画面の「ポリシーセンター」で、広告の配信が制限されていないかを確認します。
- 季節による変動ではないか年末年始や年度の変わり目などは、広告の単価が動きやすい時期です。前年の同じ時期と比べてみると、原因がわかることもあります。
原因がわかれば、対策も立てられます。「なんとなく下がった」で終わらせず、数字で確認する習慣をつけておくと安心です。
ブログ運営や副業については、こちらの記事も参考にしてください。
アドセンスが儲からないときのよくある質問
アドセンスは何PVくらいから稼げますか?
ジャンルやページRPMによって大きく違うため、一概にはいえません。管理画面でページRPMを確認し、「ページビュー×RPM÷1,000」で見積もり収益を計算すると、目標のPVを考えやすくなります。
アドセンスの単価が高いジャンルはありますか?
一般的に、お金・住まい・転職など、商品やサービスの価格が高いジャンルは、広告の単価が高めになりやすいといわれています。ただし、自分が経験していないテーマを無理に書くのはおすすめしません。
広告を増やせば収益は上がりますか?
一時的に上がることはあっても、読みにくくなって読者が離れ、長い目で見ると逆効果になることもあります。読みやすさとのバランスを大切にしましょう。
アドセンスの収益はいつ振り込まれますか?
確定した収益が、お支払いの基準額に達すると支払われる仕組みです。基準額や支払いのタイミングは、アドセンスのヘルプで最新の情報を確認してください。
アドセンスはやめたほうがいいですか?
やめる必要はありません。アクセスが集まる記事では収益の土台になります。アフィリエイトや自分の商品など、ほかの方法と組み合わせて考えるのがおすすめです。
複数のブログでアドセンスを使えますか?
1つのアドセンスアカウントで、複数のサイトを追加して広告を表示できます。新しいサイトを追加するときは、管理画面からサイトを登録し、審査を受ける必要があります。
アドセンスの収益に税金はかかりますか?
アドセンスの収益も所得になります。会社員の場合、給与以外の所得が年間20万円を超えると、原則として確定申告が必要です。20万円以下でも住民税の申告は必要とされています。
まとめ|アドセンスは「アクセスを育てる」ことが先
- アドセンスの収益は「ページビュー×ページRPM」で決まる
- 儲からない主な理由は、アクセス不足・ジャンル・配置・回遊・期待の高さ
- 検索される記事を増やし、リライトと内部リンクでアクセスと回遊を育てる
- 自分でクリックするなど、ポリシー違反は絶対にしない
- アフィリエイトやnoteなど、ほかの収益の方法と組み合わせる
アドセンスは、すぐに大きく稼げる仕組みではありません。読者の役に立つ記事をこつこつ積み上げて、アクセスを育てることから始めてみてください。
