「タッチレス水栓って便利そうだけど、後悔したという声も聞く…」「高いお金を出して付ける価値はある?」。キッチンの水栓選びで、タッチレス水栓を検討する人は増えています。
わが家は延床45坪の注文住宅を建てました。この記事では、タッチレス水栓でよくある後悔と、その対策、向いている人・向いていない人、選ぶときのチェックポイントをまとめます。
- タッチレス水栓でよくある後悔7つと対策
- タッチレス水栓のメリット
- タッチレス水栓が向いている人・向いていない人
- 選ぶときに確認したいポイント

タッチレス水栓、手が汚れているときに便利そうで気になってるんです。でも、勝手に水が出るって聞いて不安で…。

センサーの位置や感度によっては、思わぬときに水が出ることがあると言われます。後悔しやすいポイントを知ったうえで、ショールームで実際に試してみるのがおすすめですよ。
結論|タッチレス水栓は「センサーの位置」と「使い方」で満足度が変わる
先に、タッチレス水栓でよくある後悔と対策をまとめます。
| よくある後悔 | 対策 |
|---|---|
| 意図しないときに水が出る | センサーの位置と感知範囲をショールームで確認する |
| 反応してほしいときに反応しない | センサーの種類と感度を確認する |
| 価格が高い | ふつうの水栓との差額と、使う頻度を比べる |
| 停電や電池切れのときに困る | 手動でも使えるか、電源の種類を確認する |
| 故障や交換の費用が心配 | 保証の内容と、交換部品の有無を確認する |
| 結局レバーやボタンを使っている | 自分の使い方に合っているか考える |
| センサーまわりの掃除が気になる | 水あかがつきにくいか、掃除しやすい形か確認する |
タッチレス水栓は、手をかざすだけで水を出したり止めたりできる便利な水栓です。一方で、センサーの位置や感度、電源の方式によって使い勝手が大きく変わります。後悔しないためには、実際に試して、自分の使い方に合うかを確認することが大切です。
タッチレス水栓には、吐水口の先にセンサーがあるタイプ、水栓の根もとにセンサーがあるタイプなど、いろいろな形があります。センサーの位置によって、手をかざす位置や、誤って反応しやすい場面が変わります。
タッチレス水栓でよくある後悔7つと対策
1. 意図しないときに水が出る
シンクの中で大きな鍋やフライパンを動かしたとき、洗った食器を置いたときなどに、センサーが反応して水が出てしまうことがあります。センサーの位置と感知する範囲によって起こりやすさが違うので、ショールームで鍋を動かすような動作をして確かめてみましょう。
2. 反応してほしいときに反応しない
手をかざす位置が少しずれると、反応しないことがあります。慣れれば気にならないという声もありますが、家族全員が使いやすいかも確認しておきたいポイントです。
3. 価格が高い
タッチレス水栓は、ふつうのレバー式の水栓より価格が高くなるのが一般的です。住宅会社によっては、標準の水栓からの差額でオプションになっています。毎日の使う頻度と、差額が見合うかを考えて決めましょう。
4. 停電や電池切れのときに困る
タッチレス水栓は、センサーを動かすために電気を使います。電源は、コンセントから取るタイプと、乾電池を使うタイプがあります。停電のときや電池が切れたときに、手動で水を出せるかを確認しておくと安心です。

5. 故障や交換の費用が心配
センサーや電子部品を使っているぶん、ふつうの水栓より部品が多くなります。故障したときの修理や交換の費用が、ふつうの水栓より高くなることもあります。保証の期間と内容を確認しておきましょう。
6. 結局レバーやボタンを使っている
お湯と水の温度を調整したり、水の量を細かく変えたりするときは、レバーを使うタイプが多いです。「思ったほどタッチレスの機能を使っていない」という声もあります。自分がキッチンでどんな作業をすることが多いかを考えて選びましょう。
7. センサーまわりの掃除が気になる
センサーの部分に水あかや汚れがつくと、反応が悪くなることがあると言われます。掃除しやすい形か、お手入れの方法を確認しておきましょう。
タッチレス水栓のメリット
- 手が汚れていても水を出せる:肉や魚を触ったあと、手が汚れていても水栓に触れずにすみます
- 水栓が汚れにくい:水栓を触る回数が減るので、レバーの汚れが気になりにくくなります
- こまめに止められる:手を離せば水が止まるので、出しっぱなしを防ぎやすくなります
- 子どもも使いやすい:手をかざすだけなので、小さな子どもでも手を洗いやすいという声もあります
特に、料理をよくする人や、手が汚れる作業が多い人ほど、メリットを感じやすいと言われます。

節水になるって聞いたけど、本当?

手を離すと水が止まるので、出しっぱなしを防ぎやすいのは確かです。ただ、どれくらい節水になるかは使い方しだいなので、節水だけを目的にするより、使いやすさで選ぶのがいいと思います。

タッチレス水栓が向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 料理をよくして、手が汚れる作業が多い | キッチンで水を使う作業が少ない |
| 水栓の汚れを減らしたい | 初期費用をできるだけおさえたい |
| 出しっぱなしを防ぎたい | 大きな鍋をシンクでよく動かす |
| 新しい設備を試すのが好き | 故障やメンテナンスの手間を減らしたい |
選ぶときに確認したいポイント
- センサーの位置と感知範囲吐水口の先か、根もとか。鍋を動かしたときに反応しないか試します。
- 電源の方式コンセントから取るタイプか、乾電池のタイプか。キッチンの下にコンセントが必要かも確認します。
- 停電時の使い方停電や電池切れのときに、手動で使えるかを確認します。
- ホースの引き出しホースを引き出して、シンクの掃除や大きな鍋に水を入れられるかも便利さに関わります。
- 浄水機能浄水器を内蔵したタイプもあります。カートリッジの交換費用も確認しましょう。
- 保証と価格標準の水栓との差額、保証の期間と内容を確認します。
キッチンの設備は、ショールームで見ると、どれも便利そうに見えます。だからこそ、「自分の家で、毎日どう使うか」を具体的に想像して選ぶことが大切だと感じています。タッチレス水栓も、実際に鍋を動かしたり、手をかざしたりして、家族みんなが使いやすいかを確かめてから決めるのがおすすめです。

タッチレス水栓以外の選択肢
タッチレス水栓以外にも、手が汚れていても使いやすい水栓があります。
- タッチ式(ワンタッチ)水栓:水栓の一部を手の甲などで軽くタッチすると水が出る。センサーの誤反応が気になる人に
- レバーが大きい水栓:手の甲やひじで操作しやすい。構造がシンプルで、価格もおさえやすい
- ホース引き出し式の水栓:シンクの掃除や大きな鍋に水を入れるときに便利
タッチレス水栓で迷ったら、「手が汚れたときにどう使いたいか」を基準に、ほかの選択肢と比べてみると選びやすくなります。
費用の考え方|初期費用と維持費
タッチレス水栓を選ぶときは、最初にかかる費用だけでなく、使い続けるうちにかかる費用も考えておきましょう。
- 初期費用:標準の水栓との差額。住宅会社によっては、キッチンのオプションとして見積もりに入ります
- 乾電池代:乾電池タイプは、定期的な電池の交換が必要です
- 浄水カートリッジ代:浄水機能付きのタイプは、カートリッジの交換費用がかかります
- 修理・交換費用:センサーや電子部品が故障した場合の修理費も、ふつうの水栓より高くなることがあります
一方で、水栓は毎日何度も使う設備です。1日に使う回数と、何年使うかで割って考えると、差額が見合うかどうかを判断しやすくなります。
洗面所の自動水栓との違い
公共のトイレなどにある自動水栓は、手をかざすと一定量の水が出て止まるものが多いです。キッチンのタッチレス水栓は、手をかざすたびに出したり止めたりを切り替えるタイプが多く、使い方が少し違います。洗面所用のタッチレス水栓もあるので、キッチンと洗面所で使い分けを考えるのも一つの方法です。
タッチレス水栓でやりがちな失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| カタログだけで決めた | ショールームで実際に手をかざし、鍋を動かしてみる |
| キッチンの下にコンセントがなかった | 電源の方式を確認し、必要なら配線を計画する |
| 停電のときの使い方を知らなかった | 手動での使い方を説明書で確認しておく |
| 電池の交換時期を忘れていた | 乾電池タイプは、交換の目安を確認しておく |
家づくりや住まいの設備・家電については、こちらの記事も参考にしてください。
タッチレス水栓の後悔に関するよくある質問
タッチレス水栓は後悔しますか?
使い方に合えば便利ですが、意図しないときに水が出る、価格が高い、停電時が心配などの後悔もあります。ショールームで試してから選ぶと、後悔を減らせます。
停電のときは使えますか?
製品によっては、停電のときに手動で水を出せるものがあります。電源の方式と停電時の使い方を、説明書やメーカーのサイトで確認しましょう。
タッチレス水栓は節水になりますか?
手を離すと水が止まるので、出しっぱなしを防ぎやすいのは確かです。どれくらい節水になるかは、使い方によって変わります。
乾電池タイプとコンセントタイプ、どちらがいいですか?
乾電池タイプはコンセントがなくても付けられますが、電池の交換が必要です。コンセントタイプは電池交換の手間がありませんが、キッチンの下にコンセントが必要です。
あとからタッチレス水栓に交換できますか?
シンクの形や取り付け穴によっては交換できる場合があります。コンセントタイプは、キッチンの下に電源が必要です。リフォーム会社や水栓メーカーに確認しましょう。
タッチ式とタッチレス式の違いは?
タッチ式は水栓に軽く触れると水が出るタイプ、タッチレス式は手をかざすだけで水が出るタイプです。センサーの誤反応が気になる人は、タッチ式も比べてみましょう。
子どもがいる家庭でもタッチレス水栓は使いやすいですか?
手をかざすだけで水が出るので、小さな子どもでも手を洗いやすいという声があります。一方で、子どもが遊んで水を出してしまうこともあるので、使い方を家族で決めておくと安心です。
タッチレス水栓の寿命はどれくらいですか?
使い方や製品によって違います。センサーや電子部品は、ふつうの水栓より故障の心配が増えるので、保証の期間と、交換部品が手に入るかを確認しておくと安心です。
まとめ|タッチレス水栓は「試してから」選ぶ
- タッチレス水栓は、手が汚れていても水を出せて、水栓も汚れにくい
- 意図しない反応、価格、停電・電池切れ、故障時の費用が後悔の原因になりやすい
- センサーの位置と感知範囲は、ショールームで鍋を動かして確かめる
- 電源の方式と、停電時に手動で使えるかを確認する
- タッチ式やレバーが大きい水栓など、ほかの選択肢とも比べる
タッチレス水栓は、使い方に合えば毎日の家事をラクにしてくれる設備です。自分の使い方を想像しながら、納得できる水栓を選んでください。
