子どものゲームは1日何時間まで?目安と守れるルール

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「子どものゲーム、1日何時間までならいいの?」「時間を決めても守れず、毎日けんかになる」。ゲームは子どもにとって大きな楽しみの一つですが、時間の決め方とルールの守らせ方に悩む親はとても多いと思います。

私は共働きで、4歳の子どもを育てています。この記事では、香川県の条例や日本小児科医会の提言、こども家庭庁の調査などの公的な情報をもとに、子どものゲーム時間の目安と、守れるルールのつくり方をまとめます。

この記事でわかること
  • 子どものゲーム時間の目安(公的な情報から)
  • 実際に子どもがどれくらいネットやゲームを使っているか
  • 年齢別のゲーム時間の考え方
  • ルールを守れるようにするコツと、やりすぎのサイン
はじめに

この記事は一般的な情報です。ゲームをやめられない、生活に支障が出ているなど心配なときは、小児科や地域の相談窓口、専門の医療機関に相談してください。

タクミ
タクミ

友だちはみんな毎日何時間もやってるって言うんだけど、本当なのかな…。

ガイ
ガイ

子どもが言う「みんな」は、実際にはそうでもないこともあります。ただ、調査を見ると、小学生でもネットの利用時間は平均で1日3時間を超えています。「よその家」より「うちの生活に合うか」で時間を決めるのが大切ですよ。

目次

結論|ゲームは「平日1時間・休日1時間半」がひとつの目安。生活の時間を先に確保する

情報源目安・考え方
香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(2020年施行)18歳未満のゲームの利用時間は1日60分まで(学校などの休業日は90分まで)を上限の目安に。スマートフォンなどの使用は、義務教育修了前は午後9時まで、それ以外は午後10時まで
日本小児科医会の提言テレビ・ゲームなどメディアに接する時間は、合計で1日2時間までを目安に
WHO(2019年のガイドライン)2〜4歳は座って画面を見る時間を1日1時間以内(少ないほどよい)

香川県の条例は、保護者がルールをつくるときの「目安」を示したもので、罰則はありません。公的な情報を合わせて見ると、ゲームは平日1時間・休日1時間半、メディア全体で2時間程度がひとつの基準と考えられます。

ただ、時間の長さそのものより大切なのは、睡眠・宿題・外遊び・家族の時間が確保できているかです。生活の時間を先に決めて、残った時間でゲームを楽しむ、という順番で考えましょう。

子どもは実際にどれくらい使っている?

こども家庭庁の「令和6年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」では、平日1日あたりのインターネットの平均利用時間(ゲーム機を含む利用機器の合計)は次のとおりです。

対象平日1日あたりの平均利用時間
低年齢層(0〜9歳)約2時間9分
小学生(10歳以上)約3時間44分
中学生約5時間2分
高校生約6時間19分

※ゲーム専用の時間ではなく、インターネットの利用時間の合計です。目的別では、趣味・娯楽の時間が最も長くなっています。

実態としては、公的な目安を大きく超えている家庭も多いことがわかります。「うちの子だけが長い」と思い詰める必要はありませんが、放っておくと時間は長くなりやすいので、家庭でルールを決めておくことが大切です。

POINT

同じ調査では、学校種が上がるにつれて「家庭のルールを決めていない」という回答が増え、子どもと保護者のあいだで「ルールがあるかどうか」の認識のずれも広がる傾向があるとされています。ルールは、決めるだけでなく、親子で共有し続けることが大切です。

年齢別|ゲーム時間の考え方

年齢考え方
幼児(2〜6歳)画面を見る時間は1日1時間以内を目安に。大人が時間と内容を管理する
小学校低学年平日は短めに。時間を一緒に決め、タイマーで自分で終わる練習を
小学校高学年宿題や習い事とのバランスを自分で考えさせる。オンライン対戦のルールも
中学生勉強・部活・睡眠との両立を話し合う。夜の使用時間のルールを

※公的な目安をもとにした一般的な考え方です。

年齢が上がるほど、親が一方的に決めるより、子どもと一緒に決めて、自分で守る力を育てることが大切になります。

ゲームのやりすぎで心配されること

  • 睡眠不足:夜遅くまでゲームをすると、睡眠時間が減り、朝起きられなくなります。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、小学生は9〜12時間、中学・高校生は8〜10時間の睡眠が推奨されています
  • 運動不足:体を動かす時間が減ります
  • 勉強や生活への影響:宿題や身支度が後回しになります
  • 目の疲れ:画面を長時間見続けると、目が疲れやすくなります
  • 課金やトラブル:オンラインゲームでは、高額な課金や、知らない人とのトラブルが起きることもあります

やりすぎのサイン

こんな様子が続いたら
ゲームをやめるように言うと、強く怒ったり暴れたりする
夜遅くまでゲームをして、朝起きられない日が続く
宿題や食事、お風呂など、生活のことができなくなる
ゲーム以外のことに興味を示さなくなる
約束した時間を何度も大きく超えてしまう

こうした様子が続き、家庭だけでは対応が難しいと感じたら、早めに専門の窓口に相談しましょう。WHOは2019年に「ゲーム障害」を疾病の一つとして国際疾病分類に加えています。

ユイ
ユイ

時間を決めても、「あとちょっと」が毎日続いて、結局守れないんだよね…。

ガイ
ガイ

ゲームは区切りが悪いところで止めにくいものです。「時間」だけでなく「区切り」で約束するのも一つの方法です。たとえば「このステージが終わったら」「この試合が終わったら」など、ゲームの内容に合わせて終わり方を決めると、守りやすくなることがあります。

守れるゲームのルールのつくり方

  1. 子どもと一緒に決める親が一方的に決めたルールより、子どもが納得して決めたルールのほうが守りやすくなります。
  2. 時間と終わり方を決める「平日は宿題が終わってから1時間」「休日は午前と午後に30分ずつ」など具体的に。タイマーや、ゲーム機の利用時間の制限機能も使います。
  3. やる場所を決める自分の部屋ではなく、リビングなど家族の目が届く場所で遊ぶようにします。
  4. 夜の時間を決める「夜9時以降はゲームをしない」など、睡眠を守るルールを入れます。
  5. 守れなかったときのことも決めておく「守れなかったら翌日はお休み」など、あらかじめ決めておくと、その場でもめにくくなります。
  6. 守れたらほめるできたことを認めると、子どもも続けやすくなります。
  7. 定期的に見直す学年が上がったとき、長期休みのときなど、ルールを見直します。

ゲーム機やスマートフォンの機能を使う

多くのゲーム機やスマートフォンには、保護者が使える機能があります。

  • 利用時間の制限:1日に遊べる時間や、使える時間帯を設定できる
  • 課金の制限:購入に保護者の確認が必要になるよう設定できる
  • 年齢に合わないゲームの制限:年齢区分に合わせて、遊べるゲームを制限できる
  • オンライン機能の制限:知らない人とのやりとりを制限できる

機能に頼りすぎず、「なぜこのルールがあるのか」を子どもと話しておくことが、長く続けるためには大切です。

4歳の子どもを育てている立場からの本音

わが家の子どもは4歳で、まだ本格的なゲームを自分でする年齢ではありません。これから小学生になれば、ゲームの時間をどう決めるかは、多くの家庭と同じように悩むテーマになると思います。調べてみて感じたのは、時間の長さより、ルールを親子で共有し続けることのほうが難しいということです。小さいうちから「時間を決めて、終わりを守る」練習をしておくことが、将来のゲームとの付き合い方の土台になると考えています。

ゲームのよい面も知っておく

ゲームは、悪いことばかりではありません。

  • 友だちと共通の話題になり、コミュニケーションのきっかけになる
  • 考える力や、目標に向かって工夫する力が育つことがある
  • 家族で一緒に遊べるゲームは、親子の時間にもなる

「ゲームは悪いもの」と決めつけるより、よい面を認めつつ、時間を管理するほうが、子どもも納得しやすくなります。

子育てや家族の車・お出かけについては、こちらの記事も参考にしてください。

子どものゲーム時間に関するよくある質問

子どものゲームは、1日何時間までがいいですか?

香川県の条例では、18歳未満のゲームの利用時間を1日60分まで(休日は90分まで)を上限の目安としています。日本小児科医会は、メディア全体で1日2時間までを提言しています。家庭の生活リズムに合わせて決めましょう。

休日は長めにしてもいいですか?

香川県の条例でも、休業日は90分までと平日より長めの目安になっています。休日でも、外遊びや家族の時間、睡眠を確保したうえで決めるのがおすすめです。

ゲームを何歳から始めさせていいですか?

決まった年齢はありません。幼児のうちは、画面を見る時間を短くし、大人が一緒に遊ぶのがおすすめです。ゲームの年齢区分も参考にしましょう。

ルールを守らないときは、どうすればいいですか?

守れなかったときにどうするかを、ルールを決めるときに子どもと一緒に決めておくと、その場でもめにくくなります。守れたときは、しっかりほめましょう。

ゲーム機の時間制限機能は使ったほうがいいですか?

時間を守る助けになります。課金の制限や、知らない人とのやりとりの制限もあわせて設定しておくと安心です。機能だけに頼らず、ルールの理由を子どもと話しておきましょう。

ゲーム依存が心配なときは、どこに相談すればいいですか?

かかりつけの小児科や、自治体の子育て相談窓口、精神保健福祉センターなどに相談できます。依存症の専門外来がある医療機関もあります。

夜は何時までゲームをしていいですか?

香川県の条例では、スマートフォンなどの使用を、義務教育修了前の子どもは午後9時まで、それ以外は午後10時までを目安としています。睡眠時間を確保できる時間に終えることが大切です。

兄弟でゲームの時間が違う場合は、どうすればいいですか?

年齢によってルールが違うのは自然なことです。なぜ違うのかを説明し、年齢が上がったら時間が増える、などの見通しを伝えると、下の子も納得しやすくなります。

まとめ|ゲームの時間は「生活の時間」から逆算して決める

この記事のまとめ
  • 公的な目安では、ゲームは平日1時間・休日1時間半、メディア全体で2時間程度
  • 実態として、小学生(10歳以上)のネット利用は平日平均約3時間44分
  • 睡眠・宿題・外遊び・家族の時間を先に確保してから、ゲームの時間を決める
  • ルールは子どもと一緒に決め、時間と終わり方、場所、夜の時間を決める
  • やりすぎのサインが続くときは、早めに専門の窓口に相談する

ゲームは、ルールを守れば子どもの楽しみの一つになります。家庭に合った時間を親子で決めて、上手に付き合っていきましょう。

参考:香川県ネット・ゲーム依存症対策条例/こども家庭庁 青少年のインターネット利用環境実態調査/日本小児科医会「子どもとメディア」の問題に対する提言

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