「アドセンスとアフィリエイトって、同じブログで一緒に使っていいの?」「併用すると、どちらかの収益が下がらない?」。ブログの収益化を考えると、一度は気になるポイントです。
結論からいうと、ルールを守れば、アドセンスとアフィリエイトは併用できます。私はWordPressでのブログ運営を8年続けていて、Googleアドセンスには5サイトで合格しました。この記事では、併用するときのルール、記事ごとの使い分け、広告の配置のコツ、注意点をまとめます。
- アドセンスとアフィリエイトの違い
- 併用してもよいのか(ルールと注意点)
- 記事タイプごとの使い分け方
- 併用するときの広告配置のコツ

アドセンスを貼ってる記事にアフィリエイトリンクを入れたら、規約違反になりませんか?

アフィリエイトリンクを入れること自体は、規約違反ではありません。ただし、アドセンス広告と見分けがつかないような見せ方をしないなど、守るべきポイントがあります。順番に見ていきましょう。
結論|併用はできる。ただし「記事の役割」で使い分けるのがコツ
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 併用してよいか | ルールを守れば併用できる |
| 守るルール | アドセンスのポリシーを守る、広告とまぎらわしい見せ方をしない、PR表記をする |
| 使い分け | 情報系の記事はアドセンス中心、比較・レビュー記事はアフィリエイト中心 |
| 注意点 | 広告を貼りすぎない、読者の読みやすさを優先する |
アドセンスとアフィリエイトは、収益の仕組みが違います。それぞれが得意な記事で使い分けると、ブログ全体の収益を安定させやすくなります。
同じ記事に両方を入れること自体は問題ありません。ただし、アドセンス広告の近くにアフィリエイトのボタンを並べすぎると、読者がどれが広告かわかりにくくなります。見た目の区別をはっきりさせましょう。
アドセンスとアフィリエイトの違い
| 比較 | Googleアドセンス | アフィリエイト |
|---|---|---|
| 収益の仕組み | 広告の表示やクリックなどで収益 | 読者が商品を購入・申し込みすると報酬 |
| 表示される広告 | Googleが読者やページに合わせて自動で表示 | 自分で選んだ商品やサービスを紹介 |
| 1件あたりの収益 | 小さめのことが多い | 案件によっては大きい |
| 向いている記事 | アクセスの多い情報系の記事 | 比較・おすすめ・レビュー記事 |
| 必要なもの | アクセス数 | 読者の購入につながる記事の内容 |
アドセンスはアクセスが多いほど収益が増えやすい仕組み、アフィリエイトは読者の行動(購入・申し込み)につながるほど収益が増える仕組みです。

じゃあ、どっちか一方に決めたほうがいいんですか?

どちらか一方に決める必要はありません。記事ごとに、読者が何を求めているかで選ぶのがおすすめです。情報を知りたいだけの読者にはアドセンス、買うものを選んでいる読者にはアフィリエイト、という考え方ですね。

併用するときに守るべきルール
1. アドセンスのポリシーを守る
Googleアドセンスには、サイト運営者が守るべきポリシーがあります。ほかの広告やアフィリエイトを使うこと自体は認められていますが、アドセンス広告とまぎらわしい見せ方をすることや、アドセンス広告のクリックをうながすことは禁止されています。
- アドセンス広告のすぐ近くに、同じような見た目のアフィリエイト広告を並べない
- 「広告をクリックしてください」など、クリックをうながす言葉を書かない
- アドセンス広告の上に、誤ってクリックしやすい画像やボタンを置かない
2. アフィリエイトのリンクにはsponsoredかnofollowを付ける
Googleは、アフィリエイトなどお金が関わるリンクには、rel="sponsored"またはrel="nofollow"を付けるよう案内しています。多くのASPのリンクや、アフィリエイト用のプラグインには、最初から付いていることが多いですが、自分で貼ったリンクは確認しておきましょう。
3. PR表記をする(ステマ規制)
2023年10月から、景品表示法にもとづく、いわゆる「ステマ規制」が始まりました。広告であることを読者にわかるように表示する必要があります。アフィリエイトリンクを含む記事では、冒頭などに「本記事にはプロモーションが含まれています」といった表記を入れましょう。
4. ASPの規約も確認する
アフィリエイトの案件によっては、広告の貼り方や、使ってはいけない表現が決められていることがあります。案件ごとの規約も確認しておきましょう。
ポリシーや規約は変わることがあります。最新の内容は、GoogleアドセンスのヘルプやASPの規約、消費者庁の案内で必ず確認してください。

記事タイプごとの使い分け
| 記事タイプ | 読者の状態 | 向いている収益の方法 |
|---|---|---|
| 「〇〇とは」「〇〇のやり方」 | 情報を知りたい | アドセンス中心 |
| 「〇〇 後悔」「〇〇 デメリット」 | 買うか迷っている | アドセンス+関連する比較記事への内部リンク |
| 「〇〇 比較」「〇〇 おすすめ」 | 何を買うか選んでいる | アフィリエイト中心 |
| 「〇〇 レビュー」「〇〇 使ってみた」 | 買う直前で最後の確認をしている | アフィリエイト中心 |
アフィリエイト中心の記事では、アドセンス広告をあえて減らす(または外す)という考え方もあります。読者が商品選びに集中できるようにするためです。WordPressのテーマやプラグインによっては、記事ごとにアドセンスの表示・非表示を切りかえられます。
併用するときの広告配置のコツ
- アフィリエイトは文脈の中に置く商品の説明のすぐあとに、商品リンクを置くと、読者が自然にクリックしやすくなります。
- アドセンスは本文の区切りに置く見出しの前や記事の最後など、読む流れを止めにくい場所に置きます。
- 広告の数を増やしすぎない広告が多すぎると、読者が読みにくくなり、ブログ全体の信頼も下がります。
- スマホで見え方を確認する多くの読者はスマホで読みます。スマホで見たときに、広告ばかりにならないかを確認しましょう。
- データを見て調整するアドセンスの管理画面やASPのレポートで、どの記事でどれくらい収益が出ているかを確認し、少しずつ調整します。
私はGoogleアドセンスに5サイトで合格してきました。このブログでも、集客記事から、比較やレビューの記事へ内部リンクでつなぐという導線を基本にしています。アドセンスとアフィリエイトは、どちらが上というより、記事の役割に合わせて使い分けるものです。

どちらの収益が向いているかを判断する考え方
記事ごとに、アドセンスとアフィリエイトのどちらを中心にするか迷ったら、次の2つの数字を比べてみるのがおすすめです。
| 見る数字 | 意味 | 確認する場所 |
|---|---|---|
| ページRPM | 1,000回表示あたりの、アドセンスの見積もり収益 | アドセンスの管理画面 |
| アフィリエイトの報酬額 | その記事から発生したアフィリエイトの報酬 | 各ASPの管理画面 |
たとえば、ある記事が月に1,000回読まれていて、アドセンスの収益よりもアフィリエイトの報酬のほうが大きいなら、その記事はアフィリエイト中心にしたほうがよいと判断できます。逆に、アフィリエイトがほとんど発生していない情報系の記事なら、アドセンス中心のままでよいでしょう。
数字は、記事のテーマや時期によって変わります。一度決めたら終わりではなく、ときどき見直すことが大切です。
併用でよくある失敗
- 広告を貼りすぎて読みにくくなる:読者が離れ、どちらの収益も下がる
- アドセンス広告とアフィリエイト広告が見分けにくい:ポリシー違反と判断されるおそれ
- PR表記を忘れる:ステマ規制への対応が必要
- 使ったことのない商品を、実体験のように紹介する:読者の信頼を失う
- アドセンスの収益ばかりを気にして、アフィリエイトの導線がない:比較・レビュー記事が活かせない
併用を始める前のチェックリスト
- アドセンスのポリシーを確認したか
- アフィリエイトリンクにsponsoredまたはnofollowが付いているか
- アフィリエイトを含む記事に、PR表記を入れたか
- アドセンス広告とアフィリエイト広告の見た目が、はっきり区別できるか
- スマホで見たとき、広告が多すぎないか
- 情報系の記事から、比較・レビュー記事への内部リンクがあるか
ブログ運営や副業については、こちらの記事も参考にしてください。
アドセンスとアフィリエイトの併用に関するよくある質問
アドセンスとアフィリエイトを併用すると、アカウントが停止されますか?
併用すること自体で停止されることはありません。ただし、アドセンス広告とまぎらわしい見せ方をする、クリックをうながすなど、ポリシーに違反すると停止のおそれがあります。
アドセンスの審査中に、アフィリエイトリンクを貼ってもいいですか?
貼ってはいけないという決まりはありません。ただ、審査中はオリジナルで役に立つ記事がそろっていることが大切なので、広告だらけの記事にならないよう注意しましょう。
同じ記事にアドセンスとアフィリエイトを両方入れてもいいですか?
問題ありません。ただし、読者がどれが広告かわかるように見た目を区別し、広告を増やしすぎないようにしましょう。
PR表記はどこに入れればいいですか?
読者が記事を読み始める前にわかるよう、記事の冒頭に入れるのが一般的です。WordPressのテーマによっては、PR表記を自動で表示する機能もあります。
初心者はどちらから始めるのがいいですか?
記事数が少ないうちは、まずは読者の役に立つ記事を増やすことが先です。そのうえで、情報系の記事にはアドセンス、実際に使った商品の記事にはアフィリエイト、というように、記事に合わせて取り入れていくのがおすすめです。
アドセンス以外の広告サービスと併用してもいいですか?
アドセンスのポリシーでは、ほかの広告サービスを使うこと自体は認められています。ただし、アドセンス広告とまぎらわしい見せ方をしないなど、ポリシーを守る必要があります。最新の内容はアドセンスのヘルプで確認してください。
Amazonや楽天の商品リンクもアフィリエイトに含まれますか?
含まれます。Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトなどの物販リンクもアフィリエイトなので、PR表記やsponsored属性など、同じルールを守りましょう。
まとめ|アドセンスとアフィリエイトは「役割分担」で併用する
- アドセンスとアフィリエイトは、ルールを守れば併用できる
- アドセンスのポリシー、sponsored属性、PR表記、ASP規約を守る
- 情報系の記事はアドセンス中心、比較・レビュー記事はアフィリエイト中心
- 広告は文脈や区切りに置き、貼りすぎない
- 集客記事から収益記事へ、内部リンクで導線を作る
アドセンスとアフィリエイトは、どちらかを選ぶものではなく、記事の役割に合わせて使い分けるものです。読者の読みやすさを大切にしながら、ブログ全体の収益を育てていきましょう。
