「ブログ記事のタイトル、どうやって付ければいいの?」「SEOに強いタイトルって何文字?」。記事の中身は頑張って書いたのに、タイトルはなんとなく決めている、という人も多いのではないでしょうか。
タイトルは、検索結果で読者が最初に目にする、記事の「顔」です。私はWordPressでのブログ運営を8年続けていて、会社員の副業としてオウンドメディアの運営も受託しています。この記事では、SEOを意識したタイトルの付け方のコツ、文字数の目安、例文、やってはいけないことをまとめます。
- SEOでタイトルが大切な理由
- タイトルの文字数の目安
- クリックされるタイトルの付け方8つのコツ
- 記事タイプ別の例文と、やってはいけないタイトル

タイトルって、キーワードを入れておけばいいんじゃないですか?

キーワードを入れるのは大前提ですが、それだけでは足りません。検索結果にならんだほかの記事の中から「これを読みたい」と選んでもらえるかが大切なんです。
結論|SEOに強いタイトルは「キーワード+読む理由」
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| キーワード | 狙うキーワードを、できるだけ前半に自然に入れる |
| 文字数 | 全角30〜35字前後を目安に。長すぎると後ろが切れることがある |
| 読む理由 | 何がわかるか、誰向けか、ほかの記事との違いを伝える |
| 内容との一致 | 本文に書いてあることだけをタイトルにする |
| 記事ごとに固有 | 同じタイトルや似たタイトルをサイト内で使いまわさない |
Googleの検索セントラルでは、ページごとに固有で、内容を明確かつ簡潔に表すタイトルを付けることがすすめられています。つまり、検索エンジンにも読者にも「このページには何が書いてあるか」がすぐに伝わるタイトルが理想です。
タイトルは、検索順位とクリック率の両方に関わります。キーワードで「見つけてもらい」、読む理由で「選んでもらう」と考えると、付け方がはっきりします。
SEOでタイトルが大切な理由
1. 記事のテーマを伝える
タイトル(HTMLの<title>)は、ページの内容を検索エンジンに伝える大切な要素のひとつです。何についてのページなのかが、タイトルからはっきりわかることが大切です。
2. クリックされるかどうかを左右する
検索結果には、同じキーワードの記事がずらりと並びます。その中から選んでもらえるかは、タイトルに大きく左右されます。順位が同じでも、タイトルしだいでクリック率は変わります。
3. SNSやブックマークでも表示される
タイトルは、SNSでシェアされたときや、ブラウザのタブ、ブックマークにも表示されます。検索以外の場面でも、記事の内容がひと目で伝わることが大切です。

検索結果に表示されるタイトルが、自分で付けたものと違うことがあるんですけど…。

Googleは、ページの内容に合わせて、見出しなどから検索結果用のタイトルを自動で作ることがあると説明しています。タイトルが長すぎたり、内容と合っていなかったりすると、書きかえられやすいといわれていますよ。

タイトルの文字数の目安
タイトルの文字数に、Googleが決めた上限はありません。ただし、検索結果で表示される幅には限りがあり、長すぎると後ろが「…」で切れて表示されることがあります。
| 考え方 | 目安 |
|---|---|
| 一般的によく使われる目安 | 全角30〜35字前後 |
| 見切れても伝わるように | 大事なキーワードは前半に入れる |
※文字数は一般的な目安です。表示される長さは、パソコンかスマホか、使っている文字の幅などによって変わります。
クリックされるタイトルの付け方8つのコツ
- 狙うキーワードを前半に入れる読者は検索結果を上からさっと見ます。キーワードが前にあると、「自分の探している記事だ」と気づいてもらいやすくなります。
- キーワードは自然な日本語で入れる「ブログ 書き方 初心者」をそのまま並べず、「初心者向けブログの書き方」のように自然な文にします。
- 何がわかるかを具体的にする「〇〇について」より「〇〇の選び方と注意点」のほうが、中身が伝わります。
- 数字を入れる「5つのコツ」「3ステップ」「2026年版」など、数字があると内容がイメージしやすくなります。
- 誰向けかを入れる「初心者向け」「30代会社員の」など、読者が自分ごとと感じる言葉を入れます。
- ほかの記事との違いを入れる「実際に使ってみた」「8年の経験から」など、自分の記事ならではの価値を伝えます。
- 記号で区切って読みやすくする「|」や「【】」でメインとサブを分けると、パッと見てわかりやすくなります。
- 本文と合った内容にする本文に書いていないことをタイトルで約束しないようにします。

タイトルを決める5つの手順
タイトルは、ひらめきで決めるより、手順を決めておくと安定します。
- 主軸のキーワードを1つ決めるその記事でいちばん狙いたい言葉を決めます。例:「ブログ 書き方」
- 一緒に検索される言葉を確認する「初心者」「コツ」「例文」など、サジェストや関連キーワードから、読者がよく一緒に調べている言葉を探します。
- 上位記事のタイトルを見る実際に検索して、上位の記事がどんな言葉を使っているかを確認します。そのうえで、自分の記事ならではの違いを考えます。
- タイトル案を3〜5個書き出すいきなり1つに決めず、切り口を変えた案をいくつか書き出します。
- 声に出して読んで、1つにしぼる読みやすいか、何がわかる記事か伝わるか、文字数は目安におさまっているかを確認して決めます。
文字数は、目で数えるとまちがえやすいので、文字数カウントのツールで確認するのがおすすめです。AIにタイトル案を出してもらう場合も、最後は自分の目で、記事の内容と合っているかを確かめましょう。
記事タイプ別のタイトル例
| 記事タイプ | タイトルの型 | 例 |
|---|---|---|
| やり方・手順 | 〇〇のやり方|初心者向けに〇ステップで解説 | ブログの始め方|初心者向けに7ステップで解説 |
| 体験・レビュー | 〇〇を使ってみた|メリット・デメリットと本音 | 全館空調に住んでみた|メリット・デメリットと本音 |
| 比較 | 〇〇と〇〇の違い|どっちがいい?選び方を解説 | ハウスメーカーと工務店の違い|選び方を解説 |
| おすすめ | 〇〇のおすすめ〇選|選び方のポイントも | 電動リールのバッテリーおすすめ|容量の選び方 |
| 悩み・後悔 | 〇〇で後悔しないために|失敗例と対策 | 新築のコンセントで後悔しないために|失敗例と対策 |
型はあくまで出発点です。同じ型ばかりだとサイト内のタイトルが似てしまうので、記事の内容に合わせて言葉を変えていきましょう。
悪いタイトルとよいタイトルの比較
| タイトル | 問題点・よい点 | |
|---|---|---|
| 悪い例 | 私のブログについて | 何がわかる記事か伝わらない。キーワードもない |
| 悪い例 | ブログ 書き方 初心者 コツ 稼ぐ SEO 簡単 | キーワードを並べただけで、読みにくい |
| 悪い例 | 誰でも1か月で100万円稼げるブログの書き方 | 根拠のない大げさな約束。読者の信頼を失う |
| よい例 | ブログの書き方|初心者向けに7ステップで解説 | キーワードが前半にあり、誰向けで何がわかるかが明確 |
私はこのブログで、タイトルを35字以内・主軸のキーワードを前方にというルールで付けています。字数を決めておくと、「何を削って、何を残すか」を考えるようになり、結果として記事の要点がはっきりします。

やってはいけないタイトル
- キーワードを詰めこむ:読みにくく、スパムのように見える
- 内容と合わないタイトル(釣りタイトル):読者をがっかりさせ、すぐに離脱される
- 根拠のない断定や誇大表現:「絶対」「誰でも」「必ず稼げる」など
- サイト内で同じタイトルを使いまわす:どのページが何の記事か区別がつかない
- 長すぎるタイトル:後ろが切れて、大事な情報が伝わらない
特に、お金や健康に関わるテーマでは、大げさな表現が読者の判断をまちがわせるおそれがあります。タイトルでも、根拠のある表現だけを使いましょう。
タイトルを見直すタイミング
タイトルは、一度付けたら終わりではありません。Googleサーチコンソールで、表示回数は多いのにクリック率が低い記事は、タイトルを見直すチャンスです。
- 実際に表示されているキーワードが、タイトルに入っているか
- 検索結果で、上位のほかの記事と比べて選ばれやすいか
- 情報が古くなっていないか(年号など)
ただし、順位が安定している記事のタイトルを大きく変えると、順位が動くこともあるので、少しずつ試すのがおすすめです。
ブログ運営や副業については、こちらの記事も参考にしてください。
SEOタイトルの書き方に関するよくある質問
タイトルは何文字がベストですか?
決まったルールはありませんが、全角30〜35字前後がよく使われる目安です。大事なキーワードは前半に入れておくと、見切れても伝わりやすくなります。
タイトルと見出し(H1)は同じでいいですか?
WordPressでは、多くのテーマで記事タイトルがそのままH1として表示されます。基本的には同じで問題ありません。SEOプラグインで、検索結果用のタイトルだけを別に設定することもできます。
タイトルに年号を入れたほうがいいですか?
料金や制度など、情報の新しさが大切な記事では、年号を入れると読者に伝わりやすくなります。ただし、入れたら毎年内容を更新する必要があります。
【】などの記号は使ってもいいですか?
使ってもかまいません。【】や「|」で区切ると読みやすくなります。ただし、記号を使いすぎると、かえって読みにくくなるので注意しましょう。
検索結果のタイトルが勝手に変わるのはなぜですか?
Googleは、ページの内容をよりよく表すために、見出しなどから検索結果用のタイトルを自動で作ることがあります。タイトルが長すぎる、内容と合っていない、ほかのページと同じ、といった場合に起こりやすいといわれています。
AIにタイトルを考えてもらってもいいですか?
問題ありません。複数の案を出してもらうと、自分では思いつかない切り口が見つかることもあります。ただし、内容と合っているか、誇大な表現になっていないか、文字数は適切かを、自分で確認してから使いましょう。
タイトルを変えたら、すぐに検索結果に反映されますか?
Googleがページを再び読みこむまで反映されません。数日から数週間かかることもあります。サーチコンソールのURL検査から、再クロールをリクエストすることもできます。
まとめ|タイトルは「見つけてもらい、選んでもらう」ために付ける
- SEOに強いタイトルは「キーワード+読む理由」
- 文字数は全角30〜35字前後が目安。キーワードは前半に
- 何がわかるか、誰向けか、ほかとの違いを具体的に伝える
- キーワードの詰めこみ、内容と合わないタイトル、誇大表現はNG
- サーチコンソールでクリック率を見て、少しずつ見直す
タイトルは、記事と読者をつなぐ最初の入り口です。本文をしっかり書いたら、最後にタイトルにも時間をかけてみてください。
