小学生の算数のつまずき|学年別の単元と家でできる対策

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「算数のテストの点数が急に下がった」「九九は言えるのに、文章題になると手が止まる」「割合や分数の宿題を見ても、どう教えればいいかわからない」。算数は、一度つまずくと次の単元にも影響しやすい教科です。

わが家の子どもは4歳で、まだ数を数えるのを楽しんでいる段階です。それでも、小学生になってからの算数は親として気になるテーマで、今のうちから調べています。調べてみてわかったのは、算数のつまずきは「前の学年のどこか」に原因があることが多いということです。この記事では、学年別につまずきやすい単元、つまずきのサイン、家でできる対策をまとめます。

※本記事はプロモーションを含みます。

この記事でわかること
  • 算数でつまずきやすい学年と単元
  • 子どもが算数につまずいているサイン
  • つまずきの原因を見つける方法
  • 家でできる算数の対策5つ
  • 親が教えるときに気をつけたいこと
この記事の情報について

教材・サービスの内容は、ベネッセの公式サイトで2026年10月7日に確認した内容です。教材の内容・受講費・キャンペーンは時期によって変わるため、申し込み前に必ず公式の最新情報を確認してください。わが家は4歳の子どもを育てる共働き家庭で、ここで紹介する考え方は親として調べた内容と、わが家の生活での実感をもとにしています。

ユイ
ユイ

算数が苦手になってきたみたいなんですけど、何から手をつければいいのかわかりません。

ガイ
ガイ

今の単元を何度もやらせるより、「どこまでならわかるか」まで戻って確認するのが近道だと言われます。算数は積み重ねの教科なので、土台が抜けていると上に積めないんです。

目次

結論|算数のつまずきは「わかるところまで戻る」のがいちばんの近道

算数は、前の学年で学んだことを使って次の内容を学ぶ教科です。たとえば、くり上がりのたし算があやふやだと、かけ算の筆算でもつまずきやすくなります。だから、今の単元ができないときほど、学年を戻ってでも土台を確認することが大切だと考えています。

つまずきの例戻って確認したいところ
かけ算の筆算で間違える九九、くり上がりのたし算
わり算が苦手九九(特に7・8・9の段)、ひき算
分数・小数がわからない「全体をいくつに分けたうちのいくつ」という考え方
割合・速さの文章題が解けない小数のかけ算・わり算、「何をもとにするか」の読み取り

※一般的な例です。つまずきの原因は子どもによって違います。

4歳の子どもを育てている立場からの本音

わが家の子どもは4歳です。今は数を数えたり、おやつを分けたりするのを楽しんでいる段階です。調べてみて感じたのは、算数の「苦手」は、ある日突然ではなく、小さな「わからない」の積み重ねで生まれるということです。小学生になったら、テストの点数だけでなく、間違え方を一緒に見るようにしたいと考えています。

学年別|算数でつまずきやすい単元

小学校の算数で、つまずきやすいと言われる単元を学年別にまとめました(学習指導要領に沿った一般的な内容です。教科書や学校によって扱う時期が前後することがあります)。

学年つまずきやすい単元つまずく理由の例
1年生くり上がりのたし算・くり下がりのひき算10のまとまりの考え方がまだあいまい
2年生九九、長さ・かさの単位覚える量が多い。単位の換算が混乱しやすい
3年生わり算、あまりのあるわり算、分数・小数の入口かけ算の逆として考えるのが難しい
4年生わり算の筆算、面積、小数・分数手順が多く、どこかで1つ間違えると答えが合わない
5年生分数の通分・約分、割合、速さ「もとにする量」がわかりにくい。抽象的になる
6年生分数のかけ算・わり算、比、比例と反比例計算のルールの意味がつかみにくい

特に3・4年生のわり算と、5年生の割合は、多くの子がつまずきやすい単元としてよく挙げられます。ここで苦手意識を持つと、中学校の数学にも影響しやすいので、早めに気づいてあげたいところです。

タクミ
タクミ

割合って、大人でも説明するのが難しいですよね…。

ガイ
ガイ

本当にそうですね。私も子どもにうまく説明できる自信はありません。だからこそ、親が全部教えようとせず、図や動きで説明してくれる教材を頼るのも一つの方法だと思います。

子どもが算数につまずいているサイン

  • テストの点数が急に下がった、または同じタイプの問題をいつも間違える
  • 計算問題はできるのに、文章題になると手が止まる
  • 宿題の算数だけ後回しにする、答えを写そうとする
  • 指を使って計算することが学年が上がっても続いている
  • 「算数きらい」「どうせできない」と言うようになった

こうしたサインに気づいたら、叱る前に「どこでつまずいているか」を一緒に確認するのが大切です。テストや宿題の間違え方を見ると、原因が見えてくることがあります。

つまずきの原因を見つける方法

  1. 間違えた問題を一緒に見る点数ではなく、どの問題を、どう間違えたかを見ます。計算ミスなのか、考え方がわかっていないのかで対策が変わります。
  2. 子どもに説明してもらう「この問題、どうやって考えた?」と聞いてみます。説明できないところが、わかっていないところです。
  3. 1つ前の単元の問題を解いてみるわり算がわからないなら九九、九九があやふやならかけ算の意味、と1つずつ戻って確認します。
  4. できたところを確認する「ここまではわかってるね」と、わかっているところを一緒に確認すると、子どもも安心して取り組めます。
計算ミスと「わかっていない」は分けて考える

答えが間違っていても、考え方は合っていることもあります。考え方は合っているなら、計算の練習を。考え方がわかっていないなら、前の単元に戻ると分けて考えると、対策が立てやすくなります。

家でできる算数の対策5つ

  1. 毎日5分の計算練習計算は、毎日少しずつのほうが定着しやすいです。タイムを計ってゲームにすると楽しく続けられます。
  2. 生活の中で算数を使う買い物の合計、料理の分量、時計で残り時間を計算するなど、算数が役に立つ場面を一緒に体験します。
  3. 図やものを使って考える分数ならピザやケーキの絵、割合ならテープ図など、目に見える形にすると理解しやすくなります。
  4. わかるところまで戻って復習学年を戻ることを恥ずかしがらせないように、「確認しよう」という言い方にします。
  5. できたら必ずほめる算数は「できた」が実感しやすい教科です。小さな「できた」を積み重ねて、苦手意識をやわらげます。

算数の苦手意識をやわらげる声かけ

算数でつまずいた子は、「自分は算数ができない」と思いこんでいることがあります。苦手意識が強くなると、わかるはずの問題でも手が止まってしまいます。「できない子」ではなく「まだ練習中」と伝わる声かけを意識したいところです。

こう言いがちこう言いかえる
「こんなの簡単でしょ」「ここ、難しいところだよね」
「また間違えてる」「ここまでは合ってるね。あと一歩」
「算数苦手だもんね」「練習したら前より速くなったね」

「簡単でしょ」は励ましのつもりでも、解けなかった子には「簡単なこともできない」と聞こえてしまいます。難しさを認めたうえで、できているところを具体的に伝えるほうが、次に取り組む気持ちにつながりやすいと考えています。

親が教えるときに気をつけたいこと

やりがちなことなぜ気をつけたいかかわりに
大人のやり方で教える学校で習ったやり方と違うと混乱する教科書のやり方を確認してから
答えをすぐ教える自分で考える力が育ちにくいヒントを1つずつ出す
「なんでわからないの」と言う算数そのものが嫌いになる「どこまでわかった?」と聞く
長時間教え続ける親子ともに疲れてケンカになる15分で区切る

算数は、親が子どもの頃に習ったやり方と、今の教科書のやり方が違うこともあります。親のやり方で教えると、学校の授業と混乱してしまうことがあるので、教える前に教科書を確認するのがおすすめです。

ユイ
ユイ

仕事から帰ってから算数を教える余裕がないです…。

ガイ
ガイ

共働きだと、そこが一番の悩みですよね。教えるのは教材や先生に任せて、親は「どこでつまずいているか」に気づく役に回るのが現実的だと思います。学校の教科書に合わせて、わからないところを確認できる教材を選ぶと、親の負担はかなり減るはずです。

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あわせて読みたい記事です。

小学生の算数のつまずきに関するよくある質問

算数でつまずきやすいのは何年生ですか?

一般的には、3・4年生のわり算や、5年生の割合・速さ・分数などがつまずきやすいと言われます。ただし、1年生のくり上がり・くり下がりがあやふやなことが、後の学年のつまずきの原因になることもあります。

学年を戻って復習しても大丈夫ですか?

大丈夫です。算数は積み重ねの教科なので、わかるところまで戻るのがいちばんの近道です。子どもが恥ずかしがらないよう、「確認しよう」という言い方にするのがおすすめです。

計算はできるのに文章題が苦手です。

問題文を読んで、何を求めるかを読み取るのが難しい場合が多いです。問題文を絵や図にしてみる、何を聞かれているかに線を引くなどの方法があります。

親が教えるとケンカになります。

15分で区切る、答えではなくヒントを出す、「どこまでわかった?」と聞くなどを意識してみてください。教える部分は教材や先生に任せ、親は気づく役に回るのも一つの方法です。

塾と通信教育、どちらがいいですか?

送迎ができて、直接教えてもらいたいなら塾、家で自分のペースで復習したいなら通信教育が向いています。子どもの性格と家庭の状況で選ぶのがおすすめです。

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まとめ|算数のつまずきは「わかるところまで戻る」

この記事のまとめ
  • 算数は積み重ねの教科。つまずきの原因は前の学年にあることが多い
  • 3・4年のわり算、5年の割合・速さ・分数はつまずきやすい単元
  • 間違え方を一緒に見て、計算ミスか理解不足かを分ける
  • 毎日5分の計算、生活の中の算数、図で考えるなど家でできる対策を
  • 親は教科書のやり方を確認し、教える部分は教材や先生にも頼る

算数の苦手は、早めに気づいて土台から積み直せば取り戻せることが多いと言われます。点数より「どこでつまずいているか」に目を向けて、一緒に一歩ずつ戻ってみてください。

参考:進研ゼミ小学講座公式/文部科学省 小学校学習指導要領(算数)

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