「子どもの靴、どのくらい大きめを買えばいいの?」「すぐに大きくなるから、ワンサイズ上を買っている」。子どもの足は成長が早いので、靴のサイズ選びに迷う親は多いと思います。ただ、大きすぎる靴は、歩きにくさや転びやすさにつながることもあります。
私は4歳の子どもを育てています。この記事では、子ども靴メーカーなどが公開している情報をもとに、子どもの靴のサイズの選び方、足の測り方、買い替えの目安、試し履きのチェックポイントをまとめます。
- 子どもの靴は「足のサイズ+どれくらい」が目安か
- 家でできる足の測り方
- 試し履きのチェックポイント
- 買い替えの目安と、靴選びでやりがちな失敗
この記事の数字は、子ども靴メーカーなどが公開している一般的な目安です。メーカーや靴の種類によってサイズ感はちがうので、できるだけ試し履きをして選んでください。足や歩き方で気になることがある場合は、小児科や整形外科に相談しましょう。

すぐ大きくなるから、いつも1cmくらい大きめを買ってるんだけど…。

大きめを選ぶのは自然な考え方ですが、つま先の余裕は「足のサイズ+0.5〜1cm程度」が目安と言われます。それ以上大きいと、靴の中で足がすべって、歩きにくくなることがあるんです。
結論|子どもの靴は「足の実寸+0.5〜1cm」が目安。3〜4か月に一度は足を測る
| ポイント | 目安 |
|---|---|
| つま先の余裕 | 足の実寸(足長)に対して0.5〜1cm程度 |
| 小さい子のつま先の余裕 | 0〜2歳ごろは5〜8mm程度とするメーカーもある |
| 足のサイズを測る頻度 | 3〜4か月に一度 |
| かかと | 靴のかかとに足のかかとをしっかり合わせて、すき間がないか確認 |
| 足の幅(足囲) | 足の幅が靴に合っているか、甲を締めつけていないかも確認 |
※ムーンスター、アシックスなど子ども靴メーカーの公開情報をもとにした一般的な目安です。
子ども靴は、「大きめ」ではなく「つま先に少し余裕がある、ちょうどいいサイズ」を選ぶのが基本です。成長が早い分、こまめに足のサイズを確認して、合わなくなったら買い替えましょう。
子どもの足の成長のスピード
子ども靴メーカーのムーンスターは、人の足はおよそ3〜15歳までに、年間約1cmのスピードで成長するとしています。小さい子ほど成長が早く、半年もたたないうちに靴が合わなくなることもあります。
また、子どもの足は骨がまだやわらかく、発育の途中です。合わない靴を履き続けると、足の成長に影響することも心配されています。だからこそ、こまめなサイズの確認が大切です。
子どもは、靴がきつくても「痛い」と言わないことがあります。足の指に赤いあとがついていないか、靴下のつま先に穴があきやすくなっていないかなど、親が気づいてあげることが大切です。

家でできる子どもの足の測り方
- 紙を壁につけて床に置くA4などの紙の短い辺を壁にぴったりつけます。
- かかとを壁につけて立つ子どもを紙の上に立たせ、かかとを壁につけます。体重を両足に均等にかけて、まっすぐ立つのがポイントです。
- いちばん長い指の先に印をつける親指とは限りません。いちばん長い指の先に、えんぴつで印をつけます。
- 壁から印までの長さを測るこれが足の長さ(足長)です。
- 両足とも測る左右でサイズがちがうこともあります。大きいほうに合わせて靴を選びます。
夕方は足がむくんで少し大きくなることがあると言われるので、測る時間帯をそろえると、変化がわかりやすくなります。靴屋さんで、専用の機械で測ってもらうのもおすすめです。
試し履きのチェックポイント
| チェックすること | 確認の方法 |
|---|---|
| かかと | かかとを靴にしっかり合わせてから、ベルトやひもを締める |
| つま先の余裕 | 立った状態で、つま先に0.5〜1cm程度の余裕があるか |
| 足の幅 | 小指や親指の付け根が当たって痛くないか |
| 甲の高さ | ベルトやひもで、甲をほどよく固定できるか |
| 曲がる位置 | 靴が足の指の付け根あたりで曲がるか |
| 歩いてみる | 両足とも履いて歩き、かかとが脱げないか、歩きにくそうでないか |
試し履きは、必ず両足で、立って歩いて確認しましょう。座ったままでは、足が靴の中でどう動くかわかりません。

大きめの靴に中敷きを入れて調整するのはどう?

一時的な調整としては使えることもありますが、中敷きで高さが上がると、靴の曲がる位置や、かかとの合い方がずれることがあります。大きすぎる靴を中敷きで無理に合わせるより、合ったサイズを選ぶほうが歩きやすいと思います。

子どもの靴選びでやりがちな失敗
1. 大きすぎる靴を買う
「すぐに大きくなるから」と2cm以上大きい靴を選ぶと、靴の中で足がすべり、つまずいたり、転んだりしやすくなります。かかとが脱げやすく、歩き方にも影響することがあります。
2. きつくなった靴を履き続ける
子どもは靴がきつくなっても、なかなか言いません。足の指が曲がったまま歩き続けることのないよう、こまめに確認しましょう。
3. お下がりを使い続ける
きょうだいのお下がりの靴は、前に履いていた子の足の形や歩き方のくせに合わせて、形が変わっていることがあります。サイズが合っていても、かかとの形がくずれていないか確認しましょう。
4. デザインだけで選ぶ
子どもが気に入るデザインを選ぶのは大切ですが、かかとのしっかりさや、足の指の付け根で曲がるかなど、機能も確認しましょう。
5. サイズの数字だけで選ぶ
同じ「17cm」でも、メーカーや靴の種類によって大きさはちがいます。数字だけで通販で買うと、合わないことがあるので、同じメーカーの同じシリーズで買い替えるか、試し履きをしてから買うと安心です。
子ども靴の選び方のポイント
- かかとがしっかりしている:かかと部分が固く、足を支えられる靴
- 足の指の付け根で曲がる:歩くときに足の動きに合わせて曲がる靴
- つま先が少し反り上がっている:つまずきにくい形
- 甲をベルトやひもで固定できる:足が靴の中で動きにくい
- 軽い:重い靴は子どもの足に負担がかかる
子どもは4歳で、外を走り回る時間がどんどん増えている年齢です。靴は、毎日の遊びや園での活動を支える大切な道具だと感じます。調べてみて意外だったのは、「大きめを買えば長く使えてお得」とは限らないということです。合わない靴で転びやすくなるより、ちょうどいいサイズをこまめに買い替えるほうが、子どもにとっては安全で快適なはずです。3〜4か月に一度、足を測ることを家族の習慣にしたいと考えています。

靴を長持ちさせる・正しく履くコツ
サイズの合った靴を選んでも、履き方や手入れによって、足へのなじみ方や靴の寿命は変わります。
- かかとを合わせてから留める:履くたびに、かかとをトントンと靴に合わせてから、ベルトやひもを締める習慣をつけます
- かかとを踏まない:かかとを踏んで履くと、形がくずれて足を支えられなくなります
- 2足を交互に履く:毎日同じ靴を履くより、乾かす時間がとれて長持ちしやすくなります
- 濡れたら陰干しする:雨や水遊びで濡れたら、中敷きを出して風通しのよい日陰で乾かします
- すり減りを確認する:かかとの外側など、底が大きくすり減っていたら、サイズが合っていても買い替えを考えます
「かかとを合わせて履く」ことは、小さいうちに身につけたい靴の基本です。親が一緒に履くときに声をかけ、少しずつ自分でできるようにしていきましょう。保育園や幼稚園で自分で履く場面も多いので、子どもが自分で脱ぎ履きしやすい靴を選ぶことも大切です。
年齢別|子どもの靴選びのポイント
| 年齢 | ポイント |
|---|---|
| 歩き始め(1歳前後) | 軽く、足首まわりを支える靴。つま先の余裕は5〜8mm程度とするメーカーも |
| 2〜3歳 | よく走り回る時期。かかとがしっかりして、脱ぎ履きしやすい靴 |
| 4〜6歳 | 園での活動が増える時期。面ファスナーで甲を固定できる靴が使いやすい |
| 小学生 | 運動量が増える。用途(通学・運動)に合わせて選ぶ |
※一般的な目安です。
子育てや家族の車・お出かけについては、こちらの記事も参考にしてください。
子どもの靴のサイズに関するよくある質問
子どもの靴は、何cm大きいものを選べばいいですか?
足の実寸に対して、つま先に0.5〜1cm程度の余裕があるサイズが目安と言われます。それ以上大きいと、靴の中で足がすべって歩きにくくなることがあります。
子どもの足は、どれくらいのペースで大きくなりますか?
ムーンスターは、人の足はおよそ3〜15歳までに年間約1cmのスピードで成長するとしています。小さい子ほど成長が早いので、こまめに確認しましょう。
どのくらいの頻度で足のサイズを測ればいいですか?
3〜4か月に一度を目安にすると、合わなくなった靴に早く気づけます。季節の変わり目や、新しい靴を買う前に測る習慣をつけるのもおすすめです。
靴が小さくなったサインはありますか?
足の指に赤いあとがある、靴を脱ぎたがる、歩き方が変わった、靴下のつま先に穴があきやすいなどは、靴が合っていないサインかもしれません。
お下がりの靴を使ってもいいですか?
サイズが合っていても、前の子の足の形や歩き方のくせで、かかとや底が変形していることがあります。形がくずれていないかを確認して使いましょう。
通販で子どもの靴を買うときの注意点は?
メーカーや種類によってサイズ感がちがうため、数字だけで選ぶと合わないことがあります。以前履いていた同じシリーズを選ぶ、返品や交換ができるかを確認するなどの工夫をしましょう。
上履きのサイズも同じ考え方でいいですか?
基本の考え方は同じです。上履きは室内で長い時間履くので、大きすぎて脱げやすいと、つまずきの原因になります。園や学校での様子も、先生に聞いてみるとよいでしょう。
サンダルや長靴のサイズも、同じ考え方でいいですか?
サンダルは足が前にすべりやすいので、かかとをしっかり固定できるタイプを選びましょう。長靴は靴下を履いた状態で試し履きをし、大きすぎて脱げないかを確認します。
子どもの足の幅が広い場合は、どう選べばいいですか?
同じ長さのサイズでも、メーカーやシリーズによって幅の広さがちがいます。幅広タイプがあるシリーズを選ぶ、試し履きで小指や親指の付け根が当たらないかを確認するなどして、長さと幅の両方が合う靴を選びましょう。
まとめ|子どもの靴は「ちょうどいい」をこまめに選ぶ
- 子どもの靴は、足の実寸+0.5〜1cm程度のつま先の余裕が目安
- 足は年間約1cmのペースで成長する。3〜4か月に一度は足を測る
- 試し履きは、かかとを合わせて、両足で立って歩いて確認する
- 大きすぎる靴、きつい靴、形のくずれたお下がりに注意
- サイズの数字だけで選ばず、できるだけ試し履きを
子どもの靴は、毎日の遊びと成長を支える大切な道具です。「大きめでお得」より「今ちょうどいい」を意識して、こまめにサイズを見直していきましょう。
