子どもが一人で寝るのは何歳から?始めるサインと進め方

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「子どもは何歳から一人で寝るものなの?」「子ども部屋をつくったけど、まだ一緒に寝ている」。子どもが一人で寝るタイミングは、家庭によって大きくちがい、「何歳が正解」というものはありません。それでも、周りの家庭がどうしているのか気になる親は多いと思います。

私は延床45坪の注文住宅に、4歳の子どもと家族3人で暮らしています。この記事では、子どもが一人で寝る時期の考え方と、一人寝を始めるサイン、スムーズに移行するステップ、注意したいことをまとめます。

この記事でわかること
  • 子どもが一人で寝る時期の考え方
  • 一人寝を始めるサイン
  • 一人寝にスムーズに移行するステップ
  • 一人寝を嫌がるときの対応と、注意したいこと
はじめに

この記事は一般的な考え方をまとめたものです。赤ちゃんの寝かせ方(乳児期の安全な睡眠環境)は、この記事とは別に、自治体や医療機関の指導に従ってください。夜泣きや睡眠の悩みが続く場合は、小児科などに相談しましょう。

ユイ
ユイ

友だちの家は、小学生になったら一人で寝てるって聞いて、うちは遅いのかなって…。

ガイ
ガイ

一人で寝る時期は、子どもの性格や住まいの間取り、家族の考え方でまったくちがいます。「何歳だから」より「子どもが安心して寝られるか」を基準に考えるのがいちばんですよ。

目次

結論|一人寝に「正解の年齢」はない。小学校入学前後をきっかけにする家庭が多い

きっかけよくある時期ポイント
小学校入学6〜7歳ごろ学習机や子ども部屋の準備と合わせて始めやすい
弟や妹が生まれた年齢はさまざま上の子が「追い出された」と感じないよう配慮が必要
子ども本人が希望した年齢はさまざま本人のやる気があるので、移行しやすい
小学校高学年〜思春期10歳前後〜自分の空間がほしくなる時期

※一般的に言われている傾向です。統計的な「平均の年齢」ではありません。

日本では、親子で一緒に寝る「添い寝」の文化が根づいていて、小学生になっても親と同じ部屋で寝ている家庭も珍しくありません。一人寝の時期は、家族が無理なく、子どもが安心して眠れることを優先して決めましょう。

一人寝を始めるサイン

  • 子ども自身が「自分の部屋で寝たい」と言い出した
  • 夜中に起きることが少なくなった
  • トイレに一人で行ける
  • 寝る前の準備(歯みがき、着替えなど)を自分でできる
  • 暗さや一人の時間を、極端にこわがらない
  • 親と寝ていると、狭くてお互いに眠りが浅い

こうしたサインがいくつか見られたら、一人寝を試してみるタイミングと考えられます。ただし、引っ越しや入学、きょうだいの誕生など、環境が大きく変わる時期と重なると、子どもが不安定になることもあります。

POINT

一人寝は「一度始めたら戻れない」ものではありません。不安な時期は一緒に寝て、落ち着いたらまた一人で、と行き来しながら少しずつ慣れていく家庭も多くあります。

一人寝にスムーズに移行するステップ

  1. 子ども部屋で過ごす時間を増やすまずは昼間に、子ども部屋で遊んだり、本を読んだりして、「自分の場所」に慣れさせます。
  2. 寝具やぬいぐるみを一緒に選ぶお気に入りの寝具や、安心できるぬいぐるみがあると、一人の部屋でも落ち着きやすくなります。
  3. 寝る前の流れを決めるお風呂、歯みがき、絵本、おやすみのあいさつ、と毎日同じ流れにすると、眠りに入りやすくなります。
  4. 最初は寝つくまでそばにいるいきなり一人にせず、寝つくまで部屋にいる、ドアを少し開けておくなど、段階を踏みます。
  5. 週末だけ、など少しずつ増やすはじめは週に1〜2日から始めて、慣れたら日数を増やします。
  6. できたらほめる一人で寝られた朝は、しっかりほめて自信につなげます。

一人寝を嫌がるときの対応

一人で寝ることを嫌がるのは、ごく自然なことです。焦らず、子どもの気持ちを受け止めながら進めましょう。

無理に一人で寝かせない

泣いて嫌がるときに、無理に一人で寝かせると、寝ることそのものが不安になってしまうことがあります。「今日は一緒に寝よう。また試してみようね」と、いったん戻すのも一つの方法です。

こわい理由を聞く

暗いのがこわい、物音がこわい、夢がこわいなど、理由がわかれば対策ができます。小さな明かりをつける、ドアを開けておくなど、子どもと一緒に考えましょう。

夜中に起きてきたときのルールを決める

夜中に親の部屋に来たら、一度は受け入れて、落ち着いたら部屋に戻す、など家庭のルールを決めておくと、親も対応に迷いにくくなります。

タクミ
タクミ

夜中に何度も起きてきて、結局親も眠れないんだよね…。

ガイ
ガイ

その状態が続くなら、まだ一人寝の時期ではないのかもしれません。親の睡眠不足が続くと、日中の家事や仕事にも影響します。無理をせず、しばらく一緒に寝て、もう少し大きくなってから再挑戦するのも立派な判断ですよ。

一人寝の前に整えたい部屋の環境

項目ポイント
明かり真っ暗がこわいなら、足元を照らす小さな明かりを
温度暑すぎ・寒すぎないように。寝具で調整できるように
音家族の話し声やテレビの音が気にならないか
トイレまでの道夜中に一人でトイレに行けるよう、廊下に足元灯を
ベッドの安全高さのあるベッドは転落に注意。柵や、低いベッドも検討
親との距離親の寝室に近い部屋だと、子どもも親も安心しやすい

家を建てる人や、部屋を決める人は、子ども部屋と親の寝室の距離も考えておくとよいでしょう。小さいうちは、親の寝室のすぐ近くに子ども部屋があると、一人寝への移行がしやすくなります。

添い寝を続けることのメリットもある

一人寝が早いほうがよい、というわけではありません。親子で一緒に寝ることには、次のようなよさもあります。

  • 寝る前に、その日のことを話す時間になる
  • 子どもが安心して眠れる
  • 夜中の体調の変化に気づきやすい

大切なのは、家族みんながしっかり眠れているかです。一緒に寝ることで誰かの睡眠が大きく妨げられているなら、寝方を見直すきっかけにしましょう。

4歳の子どもと暮らす立場からの本音

わが家は延床45坪の4LDKで、子どもは4歳です。間取りを考えるときには、子どもが大きくなったときの部屋の使い方も想像しましたが、実際に一人で寝る時期は、部屋があるかどうかより、子どもの気持ちしだいだと感じています。全館空調にしているので、家の中で部屋ごとの温度差が小さいのは、子どもがどの部屋で寝ても過ごしやすいという点で安心材料の一つです。一人寝は、親が決める「卒業」ではなく、子どもの成長に合わせて少しずつ進めるものと考えています。

寝る前の習慣をつくるコツ

一人で寝るかどうかにかかわらず、寝る前の流れを毎日同じにすると、子どもは「もうすぐ寝る時間だ」とわかり、眠りに入りやすくなると言われます。

時間の目安やること
寝る1時間前テレビや動画、ゲームを終える。部屋の明かりを少し落とす
寝る40分前お風呂を済ませ、パジャマに着替える
寝る20分前歯みがき、トイレ、明日の準備
寝る直前絵本を読む、今日あったことを話す、おやすみのあいさつ

※時間は一例です。家庭の生活リズムに合わせて調整してください。

この流れを、親と一緒に寝る時期から続けておくと、一人寝に移行したときも、同じ流れで安心して眠りに入れるようになります。一人寝の練習は、部屋を移るずっと前から始まっていると考えるとよいでしょう。

年齢別|寝る環境の考え方

年齢考え方
乳児自治体や医療機関が示す、安全な睡眠環境の指導に従う
幼児親と同じ部屋で寝る家庭が多い。寝る前の流れを習慣にする
小学校低学年入学などをきっかけに、一人寝を試す家庭も。無理はしない
小学校高学年〜自分の空間がほしくなる時期。本人の希望を尊重する

※一般的な考え方です。

年齢を問わず、子どもの睡眠時間を確保することが大切です。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、3〜5歳は10〜13時間、小学生は9〜12時間の睡眠が推奨されています。

子育てや家族の車・お出かけについては、こちらの記事も参考にしてください。

子どもの一人寝に関するよくある質問

子どもは何歳から一人で寝るのが普通ですか?

決まった年齢はありません。小学校入学前後をきっかけに試す家庭が多い一方で、小学生になっても親と一緒に寝ている家庭も珍しくありません。子どもが安心して眠れるかを基準にしましょう。

一人寝を嫌がるときは、どうすればいいですか?

無理に一人で寝かせず、こわい理由を聞いて対策を考えましょう。小さな明かりをつける、寝つくまでそばにいるなど、段階を踏むと慣れやすくなります。

一人寝はいつまでに始めるべきですか?

期限はありません。家族みんながしっかり眠れているなら、急ぐ必要はないと考えられます。子ども自身が希望したときが、いちばん移行しやすいタイミングです。

夜中に親の部屋に来てしまいます。どうすればいいですか?

一度は受け入れて安心させ、落ち着いたら部屋に戻すなど、家庭のルールを決めておくと対応しやすくなります。頻繁に続く場合は、まだ一人寝の時期ではないのかもしれません。

きょうだいで同じ部屋に寝るのはどうですか?

きょうだいがいると、一人よりも安心して眠れることがあります。親から離れて寝る最初のステップとして、きょうだいで同じ部屋に寝る家庭もあります。

一人寝の部屋の明かりは、つけたままでもいいですか?

真っ暗がこわい場合は、足元を照らす小さな明かりなどを使うと安心しやすくなります。明るすぎると眠りが浅くなることがあるので、まぶしくない明かりを選びましょう。

家を建てるとき、子ども部屋はどこにするといいですか?

小さいうちは、親の寝室の近くにあると、一人寝への移行がしやすくなります。成長に合わせて使い方を変えられるよう、家具の配置を変えやすい部屋にしておくのもおすすめです。

一人寝を始めたら、夜泣きが増えました。どうすればいいですか?

環境が変わると、一時的に不安定になることがあります。しばらく一緒に寝る日を増やすなど、無理をせずに様子を見ましょう。夜泣きが長く続く場合は、小児科に相談すると安心です。

一人寝を始めるのに、ベッドは買ったほうがいいですか?

布団でも一人寝はできます。ベッドにする場合は、転落しにくい低めのものや、柵のあるものを選ぶと安心です。子どもと一緒に寝具を選ぶと、自分の寝る場所に愛着を持ちやすくなります。

まとめ|一人寝は「年齢」より「子どもの安心」を基準に

この記事のまとめ
  • 一人寝に正解の年齢はない。小学校入学前後をきっかけにする家庭が多い
  • 本人の希望、夜中に起きない、一人でトイレに行けるなどがサイン
  • 昼間に部屋に慣れる→寝る前の流れを決める→寝つくまでそばに、と段階を踏む
  • 嫌がるときは無理をせず、戻ってもまた試せばよい
  • 家族みんながしっかり眠れているかを大切に

子どもが一人で寝るようになる日は、成長の一つの節目です。焦らず、子どもの気持ちに寄り添いながら、家族に合ったペースで進めていきましょう。

参考:厚生労働省 健康づくりのための睡眠ガイド2023

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