釣り道具のおすすめ12選|初心者が最初にそろえる順番と選び方

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「釣りを始めたいけど、道具は何を買えばいいの?」「釣具店に行ったら種類が多すぎて、選べなかった」。釣り道具は、全部を一度にそろえる必要はありません。最初に買うものと、あとから足すものを分ければ、ムダな買い物を減らせます。

私は静岡で、船のエサ釣りを中心に、サーフでも釣りをしてきました。この記事では、これから釣りを始める人に向けて、おすすめの釣り道具12種類を、そろえる順番つきで紹介します。それぞれ「どんな基準で選ぶか」と、Amazonで評価の高い定番の商品をあわせて紹介します。

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この記事でわかること
  • 初心者が最初にそろえたい釣り道具8つ
  • あると便利な道具4つ
  • それぞれの選び方の基準
  • ムダなくそろえる順番と、費用を抑えるコツ
タクミ
タクミ

竿とリールさえあれば、とりあえず釣りはできるよね?

ガイ
ガイ

釣ること自体はできますが、釣れたあとに困ります。魚をつかむ道具、ハリを外す道具、持ち帰る道具がないと、せっかくの1匹で手間取るんです。竿とリール以外の小物こそ、最初にそろえておきたい道具ですよ。

目次

結論|おすすめの釣り道具12種類と、そろえる順番

順番道具役割
1ライフジャケット落水から命を守る
2竿とリールのセット釣りの中心になる道具
3仕掛け・オモリ・エサ釣り方に合わせて選ぶ
4フィッシュグリップ魚に触れずにつかむ
5プライヤーハリを外す
6ハサミイトを切る、魚を締める
7水くみバケツ手洗い、魚を生かす、足元を流す
8クーラーボックス魚を冷やして持ち帰る
9タックルボックス小物をまとめる
10偏光グラス・帽子目と頭を守る
11ヘッドライト朝夕の暗い時間に手元を照らす
12玉網(タモ)大きな魚をすくい上げる

1〜8が「最初にそろえたい道具」、9〜12が「あると便利な道具」です。

釣り道具を選ぶ前に決めること

道具は、「どこで、何を釣るか」で変わります。先にここを決めないと、使わない道具を買ってしまいます。

釣り方道具の考え方
堤防のサビキ釣り・チョイ投げ万能タイプの竿とリールのセットで始められる。この記事の基準
サーフのルアー釣り遠投できる専用のロッドが必要。安全装備も増える
乗合船の釣り竿とリールは船宿で借りられることが多い。小物と服装を先にそろえる
管理釣り場・釣り公園レンタルが充実。まずは手ぶらで体験するのもよい

はじめての人には、足場がよくて道具もシンプルな、堤防のサビキ釣りやチョイ投げがおすすめです。この記事では、その釣りを基準に道具を紹介します。

POINT

迷ったら、釣具店で「堤防でサビキ釣りをしたい。はじめてです」と伝えましょう。釣り場と釣りたい魚を伝えるだけで、必要な道具を一通り教えてもらえます。

最初にそろえたい釣り道具8選

1. ライフジャケット

釣り道具の中で、いちばん先に用意したいのがライフジャケットです。堤防は足場がよく見えても、海に落ちれば自力で上がるのは簡単ではありません。

タイプは大きく2つあります。浮力材が入ったベスト型は、着るだけで浮力が得られ、子どもや初心者に向いています。腰や肩に付ける膨張式は、コンパクトで動きやすいのが利点です。

船に乗るなら、もう一つ大事な点があります。国土交通省によると、2018年2月から、小型船舶の船室の外にいるすべての人に、ライフジャケットの着用が義務づけられています。このとき着るのは、国の安全基準に合った「桜マーク」付きのものです。船宿で借りられることも多いので、予約のときに確認しましょう。

ガイ
ガイ

ライフジャケットは、船にも乗るなら最初から「桜マーク付き」を選んでおくと買い直さずにすみます。BASAROのAIRLEGATOは、国土交通省の型式承認を受けた桜マーク・タイプAの腰巻きタイプです。

2. 竿とリールのセット

最初の1本は、竿とリールがセットになった入門用で十分です。リールにイトが巻いてあるものを選べば、買ってすぐに使えます。

  • 長さ:堤防のサビキ釣りやチョイ投げなら、2〜3m前後が扱いやすい
  • リール:投げやすく、トラブルが少ないスピニングリール
  • しまったときの長さ:車や電車で運ぶなら、短くたためる振り出し式が便利

高価な竿は、軽さや感度にすぐれていますが、はじめのうちは違いを感じにくいものです。まず入門用で釣りを続けられるか試して、自分のやりたい釣りが決まってから専用の竿を買うのが、ムダのない順番です。

3. 仕掛け・オモリ・エサ

はじめての人は、ハリやイトがあらかじめ組んである「完成仕掛け」を使いましょう。パッケージに、対象の魚やハリの大きさが書いてあります。

  • サビキ釣り:サビキ仕掛け、コマセカゴ(エサを入れるカゴ)、オモリ、アミエビ
  • チョイ投げ:テンビン付きのチョイ投げ仕掛け、オモリ、アオイソメなどの虫エサ

仕掛けは、絡んだり、根に引っ掛かったりして、すぐにダメになります。同じものを2〜3組、予備で持っていくと、釣りの時間を止めずに済みます。ハリの大きさは、そのとき釣れている魚のサイズで変わるので、釣り場の近くの釣具店で聞くのが確実です。

4. フィッシュグリップ

魚をはさんでつかむ道具です。ぬめりやウロコで手が汚れないだけでなく、ゴンズイやハオコゼなど、トゲに毒のある魚から手を守る役目があります。堤防のエサ釣りでは、こうした魚がふつうに掛かります。

形は、魚の体をはさむトング型と、口をつかむタイプがあります。小さな魚が中心の堤防釣りなら、トング型が使いやすいでしょう。海に落としやすい道具なので、落下防止のコードが付けられるものがおすすめです。

ガイ
ガイ

小さな魚が中心の堤防釣りなら、魚の体をはさむトング型が扱いやすいです。シマノのライトフィッシュグリップは軽く、ゴンズイやハオコゼのような毒魚にも手を近づけずに済みます。

5. プライヤー

魚の口からハリを外すための道具です。フィッシュグリップで魚を固定して、プライヤーでハリをつまんで外す。この組み合わせで、魚にもハリにも手を近づけずに済みます。

海で使うので、さびにくい素材のものを選びましょう。イトを切る刃や、オモリをつぶす部分が付いた多機能なものもあります。使ったあとは真水で洗って乾かすと、長持ちします。

6. ハサミ

イトを切る、エサを切る、魚のエラを切って血を抜く、と出番の多い道具です。家庭用のハサミでも切れますが、釣り用は細いイトが切りやすく、さびにくく作られています。

毒のある魚や、ハリを飲み込んだ魚は、無理に外さずにハサミでイトを切って対処することがあります。すぐ取り出せる場所に入れておきましょう。

7. 水くみバケツ

ロープの付いたバケツで、堤防の上から海水をくみ上げます。地味ですが、使い道はとても多い道具です。

  • エサを触った手を洗う
  • 釣れた魚を一時的に入れておく
  • 血抜きをする
  • 帰る前に、コマセや血で汚れた足元を流す

とくに最後の「足元を流して帰る」は、釣り場を使い続けるための大事なマナーです。水をくむときは、バケツごと海に引き込まれないよう、ロープを手に巻き付けずに持ちましょう。

8. クーラーボックス

釣った魚をおいしく食べるには、すぐに冷やして持ち帰ることが欠かせません。飲み物や食べ物を冷やす役目も兼ねます。

堤防でアジやイワシ、キスを釣るなら、小型から中型のもので足ります。大きすぎると、重くて持ち運びが大変です。座れるほど丈夫なタイプは、イスの代わりにもなります。氷や保冷剤は、出発前に入れておきましょう。

船のエサ釣りをしてきた立場からの本音

私が続けてきた船のエサ釣りでは、竿やリールを船宿で借りられることが多く、はじめての人がまず自分で用意するのは、小物や服装のほうです。そうした釣りをしてきた立場から、最初にお金をかけるべきなのは、竿よりも、安全と「魚を扱う道具」だと考えています。フィッシュグリップやハサミが手の届く場所にあるだけで、何が掛かっても落ち着いて対処できます。竿は、続けるうちに自然と欲しいものが決まってきます。

あると便利な釣り道具4選

ここからは、1〜2回釣りに行って「続けたい」と思ってから足せばよい道具です。

9. タックルボックス

仕掛け、オモリ、ハサミ、プライヤーなどの小物をまとめる箱です。最初はバッグやバケツに入れても釣りはできますが、道具が増えると、探す時間が増えていきます。

中が仕切れるもの、水洗いできるものを選ぶと、使ったあとの手入れが楽です。ハリやオモリは小さなケースに分けて入れておくと、ケガや紛失を防げます。

10. 偏光グラス・帽子

偏光グラスは、水面のぎらつきをおさえて、水の中を見やすくするサングラスです。釣りでは、それ以上に「飛んできたハリやオモリから目を守る」という安全面の役割が大きい道具です。自分や、となりの人が投げた仕掛けが顔に向かってくることは、実際に起こります。

帽子も、日よけと頭の保護を兼ねます。子どもにも必ずかぶらせましょう。

ガイ
ガイ

偏光グラスは、水面が見やすくなるだけでなく、飛んできたハリから目を守る道具です。最初の1本は、シマノのフローティングフィッシンググラスのような手ごろな釣り用で十分です。

11. ヘッドライト

魚がよく釣れるのは、朝と夕方の薄暗い時間です。この時間に仕掛けを結び直すには、手元を照らす明かりが必要になります。頭に付けるヘッドライトなら、両手が空きます。

使うときは、人の顔や海面をむやみに照らさないのがマナーです。手元だけを照らせる弱い明かりや、赤色の明かりに切り替えられるものが便利です。

12. 玉網(タモ)

大きな魚を、水面からすくい上げるための網です。サビキ釣りで小さな魚を釣るうちは必要ありませんが、思わぬ大物が掛かったとき、竿で無理に抜き上げるとイトが切れたり、竿が折れたりします。

柄の長さは、よく行く堤防の高さに合わせて選びます。足場の高い堤防では、長い柄が必要です。大きな魚を狙う釣りに進むときに、あわせて用意しましょう。

釣り方別|追加で必要になる道具

釣り方追加で必要になるもの
サビキ釣りコマセカゴ、アミエビ、エサをすくうスプーン、手ふき用タオル
チョイ投げテンビン、オモリ、虫エサ、竿立て
サーフのルアー釣り専用ロッド、ルアー、ウェーダー、フローティングベスト
乗合船の釣り長靴、レインウェア、酔い止め、船宿指定のオモリや仕掛け

どの釣りでも、タオル、ゴミ袋、飲み物、日焼け止めは共通で持っていきましょう。ゴミは必ず持ち帰ります。

ユイ
ユイ

子どもと行くなら、子ども用の竿も買ったほうがいい?

ガイ
ガイ

竿は、短めで軽いものが1本あれば、親子で交代して使えます。それより先に、体に合ったサイズのライフジャケットを用意してあげてください。大人用では、落ちたときに体が抜けてしまうことがあります。

釣り道具の費用を抑えるコツ

  • 最初は入門用のセットで始める:続くかどうかわからないうちは、高い竿を買わない
  • レンタルを使う:釣り公園や管理釣り場、乗合船には、貸し竿があることが多い
  • 消耗品はまとめすぎない:仕掛けは、釣れている魚に合わせて、行くたびに買い足す
  • 家にあるものを使う:タオル、ゴミ袋、保冷剤、帽子は、家のもので十分
  • 安全装備は削らない:ライフジャケットだけは、最初にきちんとしたものを買う

道具は、使ったあとに真水で洗って乾かすだけで、寿命が大きく変わります。リールは水をかけすぎず、ぬらしたタオルでふく程度にしておきましょう。

釣具店と通販の使い分け

買う場所向いているもの
釣り場の近くの釣具店エサ、仕掛け、オモリ。その日に釣れている魚の情報も聞ける
大型の釣具店竿とリール、ライフジャケット。実物を持って、サイズや重さを確かめられる
通販フィッシュグリップ、プライヤー、バケツ、クーラーボックスなど、型が決まっている小物

ライフジャケットや竿のように、体に合うかどうかが大事なものは、できれば一度、店で実物を確かめるのがおすすめです。

釣りの始め方や、釣り方ごとの道具については、こちらの記事も参考にしてください。

釣り道具に関するよくある質問

釣りを始めるのに、最低限必要な道具は何ですか?

ライフジャケット、竿とリール、仕掛けとエサ、フィッシュグリップ、プライヤー、ハサミ、水くみバケツ、クーラーボックスの8つです。釣り公園や管理釣り場なら、レンタルで手ぶらから始めることもできます。

竿とリールは、セットと別々のどちらがいいですか?

はじめはセットで十分です。イトが巻いてあるものなら、すぐに使えます。やりたい釣りが決まってから、専用の竿やリールを選ぶとムダがありません。

ライフジャケットは、堤防でも必要ですか?

着用をおすすめします。船の上では、国のルールで着用が義務づけられています。堤防は義務ではない場所が多いものの、落水の危険はあるので、とくに子どもには必ず着せましょう。

フィッシュグリップは、本当に必要ですか?

必要です。堤防では、トゲに毒のある魚や、歯の鋭い魚が掛かることがあります。手を守るために、最初から用意しておきましょう。

クーラーボックスの大きさは、どう選べばいいですか?

堤防で小さな魚を釣るなら、小型から中型で足ります。持ち運びやすさも大事なので、肩ベルトが付いたものがおすすめです。大きな魚を狙う釣りに進むときに、買い足しを考えましょう。

船釣りをするなら、何から買えばいいですか?

竿やリールは船宿で借りられることが多いので、まずは長靴やレインウェア、ハサミ、フィッシュグリップ、クーラーボックスをそろえましょう。オモリや仕掛けは、船宿の指定を確認してから買います。

まとめ|釣り道具は「安全→釣る→扱う」の順でそろえる

この記事のまとめ
  • 最初にそろえたいのは、ライフジャケット・竿とリール・仕掛け・フィッシュグリップ・プライヤー・ハサミ・水くみバケツ・クーラーボックスの8つ
  • 竿とリールは、入門用のセットで始めれば十分
  • フィッシュグリップとプライヤーは、毒のある魚から手を守る
  • タックルボックス・偏光グラス・ヘッドライト・玉網は、続けると決めてから足す
  • 費用は抑えても、安全装備は削らない

道具は、行きたい釣りが決まれば、自然としぼられます。まずは最低限の道具で1匹を釣って、少しずつ自分に合うものを足していってください。

参考:国土交通省 ライフジャケットの着用義務拡大

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