「白アマダイ(シロアマダイ)を船で釣りたい」「泳がせ釣りで狙えるの?」。白アマダイは、アマダイの中でも特に高級とされる魚で、釣り人のあこがれのターゲットです。
私は静岡で、船のエサ釣りを中心に楽しんできました。静岡の駿河湾も、白アマダイを狙う船が出るエリアです。この記事では、白アマダイの船釣りの仕掛け・エサ・釣り方と、「泳がせで狙えるのか」をまとめます。
- 白アマダイとはどんな魚か(アカアマダイとの違い)
- 白アマダイは泳がせ釣りで狙えるのか
- 一般的な仕掛けとエサ(駿河湾の例)
- 釣り方のコツと、よくある失敗
白アマダイの仕掛けやエサは、地域や船宿によって違います。この記事の数字は、釣具店の釣り情報などで紹介されている一例です。必ず乗る船宿の指定を確認してください。

白アマダイって、泳がせ釣りで狙うの?

調べた範囲では、オキアミなどのエサを使った「片テンビン仕掛け」で狙うのが一般的です。泳がせ専門の船は多くないので、まずはエサ釣りの基本を押さえるのがおすすめです。
結論|白アマダイは「泳がせ」より「オキアミの片テンビン仕掛け」が基本
| 項目 | 目安(駿河湾の例) |
|---|---|
| 時期 | 10月〜3月末ごろ |
| 水深 | 30〜50m前後(アカアマダイより浅いことが多い) |
| 仕掛け | 片テンビン+吹き流し仕掛け(2本針が一般的) |
| ハリス | 5〜6号前後の例(大型を狙う場合) |
| エサ | オキアミ(大きめ)、ホタルイカ、青イソメなど |
| 釣り方 | 底から1m前後で待ち、オモリで砂煙を立てて誘う |
※釣具店の釣り情報で紹介されている駿河湾の例。地域・船宿で違います。
白アマダイは、砂や泥の海底に巣穴をつくってすんでいる魚です。上から落ちてくるエサに反応することが多いため、海底近くでエサを漂わせる片テンビン仕掛けが基本になります。
「泳がせで大物を」というイメージがあるかもしれませんが、白アマダイは泳がせ釣りの代表的なターゲットではありません。まずは、船宿がすすめるエサと仕掛けで挑むのが近道です。
白アマダイとはどんな魚?
| 項目 | 白アマダイ(シロアマダイ) | アカアマダイ |
|---|---|---|
| 見た目 | 白っぽい体 | 赤っぽい体 |
| すむ水深 | 30〜50m前後と浅め | もう少し深い場所も多い |
| 数 | 少なく、狙って釣るのが難しい | 白アマダイより多い |
| 価値 | アマダイの中でも特に高級とされる | 高級魚 |
白アマダイは「シラカワ」とも呼ばれ、市場ではアマダイの中でも特に高い値がつくことで知られています。大型のものは、釣り人の間でもあこがれの1匹です。
白アマダイは泳がせ釣りで狙える?
泳がせ釣りは、アジやイワシなどの活きエサを泳がせて、ヒラメや青物、根魚を狙う釣り方です。白アマダイは、海底の巣穴から、落ちてくるエサをついばむように食べると言われており、活きエサを追いかけて食べるタイプの魚とは少し違います。
そのため、白アマダイを狙う船では、オキアミ、ホタルイカ、青イソメなどのエサを使ったエサ釣りが一般的です。「泳がせで白アマダイを狙いたい」場合は、そうした釣り方をしている船宿があるか、事前に確認しましょう。

白アマダイの仕掛けとタックル(駿河湾の例)
| 道具 | 目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 竿 | 2.0〜2.5m、オモリ負荷80〜100号前後 | 竿先がやわらかいとアタリがわかりやすい |
| リール | 中小型の電動リール | PE3〜5号を200m前後巻けるもの |
| 道糸 | PE3〜5号 | 船宿の指定を確認 |
| テンビン | L型の片テンビン(40cm前後) | 仕掛けが絡みにくい |
| ハリス | 5〜6号前後(大型狙い) | 仕掛けの長さは2.3〜3.5m前後 |
| オモリ | 船宿に確認 | 号数は船宿で指定されることが多い |
アカアマダイの仕掛けをそのまま使えることも多いですが、白アマダイは大型が多いので、ハリスを少し太めにする例が紹介されています。仕掛けの長さは、竿を手に持って誘う場合は短め、竿受けに置く場合は長めにするのが一般的です。
白アマダイのエサ
| エサ | 特徴 |
|---|---|
| オキアミ | 定番のエサ。大きめのサイズを、まっすぐ付ける |
| ホタルイカ | アピール力があり、エサ取りにも強いと言われる |
| 青イソメ | 太めのものを1匹付けにする。動きで誘える |
オキアミは、エサ取りに取られやすいので、多めに持っていくのがおすすめです。エサの付け方は、回転しないようにまっすぐ付けるのが基本です。

エサは何を使えばいいか迷っちゃう…。

まずは船宿がすすめるエサを使うのが間違いないです。そのうえで、オキアミ・ホタルイカ・青イソメなどを用意して、その日に反応がいいものを探すのも楽しみのひとつですよ。

白アマダイの釣り方
1. 底をしっかりとる
仕掛けを投入したら、オモリが海底に着くまで落とします。船長から「かけ上がるよ」などのアナウンスがあったら、底をとり直すことが大切です。海底の深さは場所によって変わるので、こまめに確認しましょう。
2. 砂煙を立てて誘う
オモリで海底を何度か軽くたたくと、砂煙が立ちます。この砂煙が、巣穴にいる白アマダイの興味をひくと言われます。
3. 底から1m前後で待つ
砂煙を立てたら、底から1m前後まで仕掛けを上げて待ちます。白アマダイは水深が浅いぶん、アタリが強く出ることもあります。小突いたあとの「待つ時間」を少し長めにとるのがコツと言われます。
4. ゆっくり大きく誘う
竿をゆっくり大きく持ち上げて、ゆっくり下げる、という誘いをくり返します。エサがふわりと落ちていく動きで、白アマダイに食わせます。
5. エサはこまめに確認
エサ取りの魚が多い日は、すぐにエサがなくなります。数分ごとに仕掛けを上げてエサを確認しましょう。エサがない状態で待っていても、白アマダイは釣れません。
私は静岡で、船のエサ釣りを中心に楽しんできました。船のエサ釣りは、船長のアナウンスに合わせて底をとり直すことと、エサの状態をこまめに確認することで、釣果が大きく変わると感じています。白アマダイのように数が少ない魚ほど、1投1投をていねいにすることが大切だと思います。

一緒に釣れることがある魚
白アマダイを狙っていると、レンコダイ(キダイ)、トラギス、ベラ、イトヨリダイなどが釣れることがあると紹介されています。アカアマダイが混じることもあるので、白アマダイ以外の魚も楽しめる釣りです。
白アマダイ釣りでやりがちな失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 底がとれていなかった | 船長のアナウンスに合わせて、こまめに底をとり直す |
| エサがないまま待っていた | 数分ごとにエサを確認する |
| 仕掛けが絡んだ | 投入のときは、テンビンと仕掛けをゆっくり送り出す |
| アタリで早く巻きすぎてバラした | 一定の速さで、ていねいに巻き上げる |
| エサが足りなくなった | オキアミは多めに持っていく |
白アマダイ船の1日の流れ(一例)
白アマダイ船は、朝に港を出て、比較的近くのポイントで釣ることが多いと言われます。水深が浅めなので、仕掛けの投入から着底までの時間が短く、手返しよく釣りができるのも特徴です。
ポイントに着いたら、船長の合図で仕掛けを投入し、底をとって誘います。船が流されていくにつれて水深が変わるので、アナウンスに合わせて底をとり直しながら、アタリを待ちます。白アマダイは数が少ない魚なので、アカアマダイや外道を釣りながら、白アマダイが掛かるのを待つという気持ちで臨むと、1日を楽しめます。
予約のときに確認したいこと
- その日の狙い:白アマダイ狙いか、アマダイ全般か
- オモリの号数と仕掛けの指定:船宿で決められていることが多い
- エサ:船で用意されるか、自分で持っていくか
- レンタル:竿や電動リールを借りられるか
- 電動リールの電源:船に電源があるか、バッテリーが必要か
はじめての船宿では、「白アマダイははじめてです」と伝えておくと、船長がアドバイスをくれることもあります。
釣った白アマダイの持ち帰り方と食べ方
白アマダイは身がやわらかく、傷みやすい魚なので、釣ったらすぐに氷の入ったクーラーボックスで冷やすことが大切です。
| 料理 | ポイント |
|---|---|
| 松笠焼き(うろこ焼き) | うろこを付けたまま焼いて、パリパリの食感を楽しむ |
| 昆布締め | やわらかい身がほどよく締まる |
| 酒蒸し・煮付け | 上品な白身の味わいを楽しめる |
船のエサ釣りや、船釣りの再開については、こちらの記事も参考にしてください。
白アマダイの船釣りに関するよくある質問
白アマダイは泳がせ釣りで釣れますか?
白アマダイは、オキアミなどのエサを使った片テンビン仕掛けで狙うのが一般的です。泳がせで狙う船は多くないので、希望する場合は船宿に確認しましょう。
白アマダイのシーズンはいつですか?
駿河湾では10月〜3月末ごろが目安と紹介されています。地域や船宿によって違うので、出船の情報を確認しましょう。
白アマダイとアカアマダイの違いは?
白アマダイは白っぽい体で、アカアマダイより浅い場所にすむことが多く、数も少ない魚です。アマダイの中でも特に高級とされます。
白アマダイのエサは何がいいですか?
オキアミが定番です。ホタルイカや青イソメなども使われます。船宿のおすすめを確認し、いくつか持っていくと安心です。
白アマダイは初心者でも釣れますか?
数が少ないので狙って釣るのは難しい魚ですが、釣り方の基本はアカアマダイと同じです。底のとり方とエサの確認をていねいにすれば、初心者にもチャンスがあります。
静岡で白アマダイは釣れますか?
駿河湾で白アマダイを狙う船があることが、釣具店の釣り情報などで紹介されています。出船の時期や船宿の情報を確認しましょう。
白アマダイの仕掛けはアカアマダイと同じでいいですか?
基本は同じ片テンビン仕掛けで大丈夫です。白アマダイは大型が多いため、ハリスを少し太めにする例が紹介されています。船宿の指定も確認しましょう。
白アマダイの竿は手持ちと置き竿のどちらがいいですか?
誘いをかけるなら手持ち、待つ釣りなら置き竿が向いています。仕掛けの長さも、手持ちは短め、置き竿は長めにするのが一般的です。はじめは手持ちで誘い方に慣れるのもおすすめです。
白アマダイはどうやって締めればいいですか?
釣れたらすぐに氷の入ったクーラーボックスで冷やすのが基本です。身がやわらかい魚なので、持ち帰るまで温度が上がらないように気をつけましょう。締め方は船長に聞くのも一つの方法です。
まとめ|白アマダイは「エサ釣りの基本」をていねいに
- 白アマダイは、泳がせよりもオキアミなどの片テンビン仕掛けで狙うのが一般的
- 駿河湾の例では、時期は10月〜3月末ごろ、水深30〜50m前後
- ハリスは大型狙いで5〜6号前後の例。エサはオキアミ・ホタルイカ・青イソメなど
- 底をとり、砂煙で誘い、底から1m前後で待つ
- エサはこまめに確認し、多めに持っていく
白アマダイは、釣れたらうれしい高級魚です。基本をていねいに積み重ねて、あこがれの1匹を狙ってみてください。
