「1歳・2歳・3歳の子どもを連れて、飛行機で旅行しても大丈夫?」「料金は何歳からかかるの?」。子連れで初めて飛行機に乗るときは、料金のルールも機内の過ごし方もわからないことだらけです。
わが家は、私・妻・4歳の子どもの3人家族です。この記事では、1歳・2歳・3歳の子どもと飛行機に乗るときの料金ルール、座席の選び方、機内の過ごし方、持ち物を、年齢ごとの違いがわかるようにまとめます。
- 1歳・2歳・3歳で変わる飛行機の料金ルール(JAL・ANAの国内線)
- 子連れにおすすめの座席の選び方
- 耳の痛み対策と、年齢別の機内の過ごし方
- 子連れの飛行機旅行の持ち物リスト
航空会社の料金ルールは変わることがあります。この記事の内容は2026年9月時点で確認した情報です。予約の前に、必ず利用する航空会社の公式サイトで最新の情報を確認してください。

2歳の子どもがいるんだけど、飛行機代って無料なの?

実は航空会社によって違います。ANAの国内線は2026年5月19日の搭乗分からルールが変わり、2歳から座席が必要になりました。順番に整理しますね。
結論|1歳・2歳・3歳は「料金」と「座席」のルールが年齢で変わる
先に、JALとANAの国内線での年齢別のルールをまとめます。
| 年齢 | JAL国内線 | ANA国内線(2026年5月19日搭乗分から) |
|---|---|---|
| 1歳 | 大人の膝の上なら無償(幼児) | 大人の膝の上なら無償(幼児) |
| 2歳 | 大人の膝の上なら無償(幼児) | 小児扱いで座席が必要 |
| 3歳 | 小児運賃で座席が必要 | 小児運賃で座席が必要 |
いちばん注意したいのは2歳です。JALでは膝の上なら無償ですが、ANAでは座席の購入が必要になりました。LCC(格安航空会社)はさらにルールが違うことがあるので、航空会社ごとに確認しましょう。
膝の上で無償になる場合でも、搭乗手続きは必要です。予約のときに、子どもの情報も忘れずに登録しておきましょう。
飛行機の料金ルールをくわしく確認
JAL国内線
JALの国内線では、生後8日以上・3歳未満の子どもは、大人の膝の上なら無償です。大人1名につき3歳未満の子どもは2名まで一緒に乗れますが、膝の上で無償になるのは1名までです。座席を使う場合は、小児向けの運賃がかかります。
ANA国内線
ANAの国内線は、2026年5月19日の搭乗分から子どもの区分が変わりました。膝の上で無償になるのは1歳までで、2歳からは小児として座席が必要です。小児の運賃は、大人の運賃からおおむね25%相当を割り引いた額とされています。
LCCや国際線
LCCや国際線では、膝の上でも料金がかかる場合があります。たとえば国際線は、膝の上でも大人の運賃の一部がかかるのが一般的です。「3歳未満は無料」と思い込まず、予約前に確認しましょう。

子連れにおすすめの座席の選び方
子連れの飛行機では、座席の位置で過ごしやすさが大きく変わります。
| 座席 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 前方の席 | 乗り降りがスムーズ | 人気なので早めの予約が必要 |
| 通路側 | トイレやおむつ替えで席を立ちやすい | 通路を通る人やカートに注意 |
| 窓側 | 外の景色で子どもの気がまぎれる | 席を立つときに隣の人に声をかける必要がある |
| 後方の席 | 空いていることがあり、周りを気にしにくい | 降りるまでに時間がかかる |
家族で並んで座る場合は、「窓側に子ども、通路側に大人」にすると、子どもは景色を楽しめて、大人は席を立ちやすくなります。座席指定のルールも航空会社や運賃によって違うので、予約のときに確認しましょう。
離着陸のときの耳の痛み対策
飛行機が上がったり下がったりするときは、気圧の変化で耳が痛くなることがあります。小さな子どもは自分で耳抜きができないので、つばを飲み込む動きをうながすのが基本の対策です。
- 1歳:授乳、ミルク、ストローやマグで飲み物を飲ませる
- 2歳:飲み物や、年齢に合ったおやつを食べさせる
- 3歳:飲み物に加えて、あくびや口を動かす遊びをする
特に痛くなりやすいのは、着陸に向けて高度を下げ始めるときと言われます。着陸の案内が流れたら、飲み物を準備しておくと安心です。

機内で泣いちゃったらどうしよう…周りの目が気になる。

小さな子どもが泣くのはある程度しかたないことです。大切なのは泣く原因を減らす準備。眠い時間に合わせた便を選ぶ、おなかを満たしておく、好きなおもちゃを用意するなど、できることをしておきましょう。

年齢別|機内の過ごし方のコツ
1歳|抱っこと授乳・ミルクで乗り切る
1歳は膝の上で過ごすことが多い年齢です。抱っこひもがあると、搭乗までの移動も楽になります。お昼寝の時間に合わせた便を選ぶと、機内で寝てくれることもあります。
2歳|飽きさせない工夫がいちばん大切
2歳は動きたい気持ちが強く、じっと座っているのが難しい時期です。シールブック、お絵かきボード、小分けのおやつなど、少しずつ出せるものを多めに用意しましょう。動画を見せるなら、子ども用のイヤホンがあると周りに音が漏れません。
3歳|自分の座席で過ごす練習に
3歳からは自分の座席に座ります。シートベルトを締めること、座って過ごすことを、搭乗前に話しておくとスムーズです。トイレは搭乗前にすませておくのが基本です。
子連れの飛行機旅行の持ち物リスト
| 持ち物 | ポイント |
|---|---|
| おむつ・おしりふき | 遅延に備えて、予定より多めに機内へ |
| 着替え | 子どもの分に加えて、大人のTシャツも1枚あると安心 |
| 飲み物・マグ | 耳の痛み対策に。離着陸のときにすぐ出せる場所へ |
| おやつ | 小分けにして、少しずつ出す |
| おもちゃ | 音の出ないもの。新しいものを1つ入れると効果的 |
| タブレット・イヤホン | 子ども用の音量をおさえたイヤホンがあると便利 |
| ブランケット | 機内は冷えることがあるので、寝るときにも使える |
| ビニール袋 | 汚れたものやおむつを入れる |
空港での流れと注意点
- 早めに空港へ:子連れは手続きや移動に時間がかかります。余裕をもって到着しましょう
- ベビーカー:預け方や、空港で貸し出しがあるかは航空会社によって違います。事前に確認しておきましょう
- 優先搭乗:小さな子ども連れを先に案内してくれる航空会社もあります
- 保安検査:子ども用の飲み物は持ち込めることが多いですが、検査で確認されることがあります

子連れの飛行機でやりがちな失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 2歳も無料だと思っていた | 航空会社ごとに年齢のルールを確認する |
| おむつや着替えをスーツケースに入れてしまった | 機内に持ち込むバッグに入れておく |
| 離着陸のときに飲み物が出せない | すぐ取り出せるポケットに入れる |
| おもちゃを最初に全部出してしまった | 少しずつ出して、飽きたら次を出す |
| 空港にギリギリで到着 | 子連れは時間に余裕をもって行動する |
予約の前に確認しておきたいこと
- 子どもの年齢の数え方:何歳として扱われるかは、予約した日ではなく搭乗日の年齢で決まるのが一般的です。誕生日が旅行の前後にある場合は特に注意しましょう
- 座席指定ができるか:運賃の種類によっては、事前の座席指定ができないことがあります
- ベビーカーの扱い:搭乗口まで使えるか、空港で貸し出しがあるか
- 子ども向けのサービス:優先搭乗、子ども向けの機内サービスなど
- 帰りの便も確認:往路と復路で航空会社が違う場合は、両方のルールを確認
旅行中の体調管理も大切
子連れの旅行は、移動だけで子どもも大人も疲れます。1日の予定を詰め込みすぎないことが、旅行を楽しむいちばんのコツです。
- 保険証・母子手帳・常備薬:旅行先で病院にかかるときのために持っていく
- 旅行先の病院を調べておく:休日や夜間に診てもらえる病院を事前に確認
- 体調が悪いときは無理をしない:熱があるときは、予定の変更も考える
飛行機は、乗る前の数日の体調も大切です。風邪をひいていると耳が痛くなりやすいとも言われるので、旅行前は無理のないスケジュールで過ごしましょう。
旅行先の宿選びもセットで考える
飛行機の移動がうまくいっても、宿で子どもが過ごしにくいと疲れがたまります。1歳・2歳・3歳の子連れなら、次のような点をチェックして宿を選ぶと安心です。
| チェックポイント | 理由 |
|---|---|
| 空港からのアクセス | 到着後の移動が短いほど、子どもの負担が少ない |
| 和室・ベッドガード | 寝ている間の転落を防ぎやすい |
| 子ども向けの貸し出し品 | ベビーベッド、子ども用の食器やいすがあると荷物を減らせる |
| 部屋のお風呂 | 大浴場に入りにくい年齢でも、部屋でゆっくり入れる |
荷物を減らすために、おむつなどの消耗品を宿に送っておく方法もあります。受け取りに対応しているかは、宿に事前に確認しましょう。
便の選び方のコツ
子連れの飛行機は、子どもの生活リズムに合わせて便を選ぶのがおすすめです。朝早い便は準備があわただしくなりやすく、夜遅い便は子どもが疲れてぐずりやすくなります。お昼寝の時間に機内で過ごせる便は、眠ってくれる可能性があります。
また、はじめての飛行機なら、1時間前後の短いフライトから試すのも一つの方法です。子どもの様子がわかると、次の旅行の計画が立てやすくなります。
子育てや家族の車・お出かけについては、こちらの記事も参考にしてください。
1歳・2歳・3歳の飛行機旅行に関するよくある質問
2歳の子どもは飛行機代がかかりますか?
航空会社によります。JALの国内線は3歳未満なら膝の上で無償です。ANAの国内線は2026年5月19日の搭乗分から、2歳は小児として座席が必要になりました。
3歳未満でも座席を買ったほうがいいですか?
長いフライトや、子どもが大きくなってきた場合は、座席があると大人も子どもも楽です。費用と相談して決めましょう。
子どもの耳が痛くならないようにするには?
離着陸のときに、授乳や飲み物、おやつなどで、つばを飲み込む動きをうながすのが基本です。
ベビーカーは機内に持ち込めますか?
多くの場合、搭乗口で預けます。サイズや預け方、空港での貸し出しの有無は航空会社によって違うので、事前に確認してください。
機内で泣いてしまったらどうすればいいですか?
抱っこであやす、飲み物やおやつをあげる、景色を見せるなど、落ち着く方法を試しましょう。困ったときは客室乗務員に相談できます。
子連れの飛行機は何歳からがおすすめですか?
決まった答えはありません。子どもの性格や体調、フライトの長さによって変わります。はじめてなら短いフライトから試すのがおすすめです。
まとめ|1歳・2歳・3歳の飛行機旅行は「ルール確認」と「準備」がカギ
- JAL国内線は3歳未満なら膝の上で無償。ANA国内線は2026年5月19日搭乗分から2歳は座席が必要
- LCCや国際線はルールが違うので、予約前に必ず確認
- 座席は「窓側に子ども、通路側に大人」が過ごしやすい
- 耳の痛み対策は、離着陸のときの飲み物・授乳・おやつ
- おむつ・着替え・おやつ・おもちゃは、機内に持ち込むバッグへ
準備をしておけば、子どもとの飛行機旅行はぐっと楽になります。家族での旅を楽しんでください。
