40代で釣りを再開するなら?船釣り経験者が考える始め方

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「昔は釣りが好きだったけど、子どもが生まれてから行かなくなった」「また始めたいけど、何から手をつければいい?」。30代・40代になって、こんなふうに思う人は多いのではないでしょうか。

私も同じです。静岡で、船釣りの餌釣りを中心に、ときどきサーフ(砂浜)でも釣りをしていました。いちばん好きだったのはヒラメの泳がせ釣りです。ただ、子どもが生まれてからは釣りから離れています。道具はまだ家に残っています。この記事では、ブランクのある30代・40代が釣りを再開するときに考えたいことを、自分の経験をもとに整理します。

この記事でわかること
  • 私が昔やっていた釣り(船釣り・サーフ)
  • ブランク明けに道具を使う前の点検ポイント
  • 再開するときの始め方(船・サーフ・子ども連れ)
  • ライフジャケットなど、安全面で確認したいこと
タクミ
タクミ

昔の道具ってそのまま使えるのかな?

ガイ
ガイ

すぐに使いたくなりますが、まずは点検からです。とくに糸(ライン)は時間がたつと傷んでいることがあるので、そのまま使うのはおすすめしません。

目次

結論|再開は「道具の点検」と「無理のない釣り方」から

先に結論です。ブランクのある人が釣りを再開するなら、いきなり昔と同じ釣りに戻るより、道具を点検して、今の生活に合った釣り方から始めるのがおすすめです。

30代・40代は、仕事や子育てで自由に使える時間が限られます。朝早くから一日がかりの船釣りに行くのは、以前より難しくなっているはずです。半日で帰ってこられる釣りや、子どもと一緒に行ける釣りから始めると、続けやすくなります。

私が昔やっていた釣り

私が釣りをしていたのは静岡です。船釣りの餌釣りが中心で、それ以外はサーフで釣りをしていました。

釣り方狙っていた魚
船釣り(泳がせ釣り)ヒラメ
船釣り(餌釣り)太刀魚、真鯛、アコウダイ
船釣り(イカ)ヤリイカ、スルメイカ
サーフ砂浜から狙う釣り
昔の釣りの思い出

中でもいちばん好きだったのが、ヒラメの泳がせ釣りです。泳がせ釣りは、生きた小魚を餌にして、その小魚を狙って食いついてくる大きな魚を釣る方法です。

ほかにも、太刀魚、真鯛、ヤリイカ、スルメイカ、深場のアコウダイと、いろいろな魚を船から狙いました。静岡の海では、船からこれだけ多くの種類の魚を狙えました。

釣りから離れた理由は「子どもが生まれたから」

釣りをやめた理由は、子どもが生まれたことです。船釣りは朝が早く、一日がかりになることも多い遊びです。子どもが生まれると、休日の過ごし方は大きく変わります。「行きたくないからやめた」のではなく、「生活が変わって行けなくなった」という人は、私以外にも多いと思います。

ブランク明けにまずやること|道具の点検

私のように、道具がまだ残っている人は多いと思います。ただ、何年も使っていない道具は、見た目がきれいでも傷んでいることがあります。釣り場で道具のトラブルが起きると、せっかくの釣りが台無しになるので、出かける前に点検しておきましょう。

道具点検するポイント
ライン(糸)長く使っていないラインは、劣化して切れやすくなっていることがある。基本は巻き替えを検討する
リールハンドルを回して、異音や引っかかりがないか。ドラグが正常に効くか
ロッド(竿)ガイド(糸を通す輪)にひびや欠けがないか。継ぎ目がゆるくないか
仕掛け・針さびていないか。古い針は新しいものに替えるほうが安心
クーラーボックスパッキンやふたの留め具が傷んでいないか
ライフジャケット破れ・劣化がないか。膨張式ならボンベや作動部品の点検・交換時期も確認
POINT

自分で判断できないときは、釣具店に持ち込んで相談するのがおすすめです。リールは点検・分解清掃(オーバーホール)を受け付けているお店もあります。

ユイ
ユイ

道具が古いと、全部買い直しになるの?

ガイ
ガイ

全部を買い直す必要はないと思います。ロッドやリールは点検して問題なければ使えることが多いです。ラインや針のような消耗品だけ新しくするだけでも、安心感はだいぶ違います。

船釣りとサーフ釣りの違い

私が経験してきた船釣りとサーフの釣りは、同じ海釣りでも性格がかなり違います。再開するときにどちらから始めるか考える材料として、違いを整理します。

項目船釣りサーフ(砂浜)
準備釣り船の予約が必要予約不要。思い立ったら行ける
時間出船時間が決まっている。一日船・半日船など自分で決められる。朝だけ、夕方だけも可能
費用乗船料がかかる基本は道具と交通費だけ
釣りやすさ船長がポイントに連れて行ってくれる魚の居場所を自分で探す必要がある
狙える魚深場の魚やイカなど種類が多い砂浜に寄ってくる魚が中心

ブランク明けで「確実に魚に出会いたい」なら船、「気軽に海に立ちたい」ならサーフというように、目的で選ぶと決めやすくなります。

再開するときの3つの始め方

1. 船釣りに戻るなら「半日船」から

船釣りに戻るなら、まずは半日で帰ってくる便(半日船)を選ぶと、家族の予定と合わせやすくなります。釣り船によっては、道具のレンタルがあるところもあります。予約のときに、狙う魚、出船時間、必要な道具を確認しておきましょう。

ブランクがあると、船酔いへの耐性も昔とは変わっているかもしれません。前日の睡眠や酔い止めなど、体調の準備もしておくと安心です。久しぶりの船では、仕掛けの準備や片付けにも時間がかかりがちなので、仕掛けは家で多めに作っておくと、船の上であわてずに済みます。

2. サーフや堤防なら「短時間」で

サーフや堤防の釣りは、船を予約する必要がなく、思い立ったときに短時間で行けるのが魅力です。朝の数時間だけ行って、家族が起きる前後に帰ってくる、という楽しみ方もできます。

3. 子どもと一緒に始める

子どもが釣りに興味を持つ年齢になったら、一緒に始めるのも一つの形です。子ども連れなら、足場がよく、トイレなどの設備がある釣り場を選ぶと安心です。管理された海釣り施設や、釣り堀なども選択肢になります。

注意

釣り場によっては、釣りが禁止されている場所や、立ち入りが制限されている場所があります。事前に自治体や施設のルールを確認してください。

出かける前に最新の釣果情報を集める

ブランクがあると、「今どこで何が釣れているか」の感覚が分かりません。多くの釣り船はウェブサイトやSNSで釣果を発信しているので、行く前に最近の釣果を確認しておくと、狙う魚や時期を決めやすくなります。近くの釣具店で聞くのも、地域の最新情報を知る近道です。

サーフでは波と離岸流に注意

サーフの釣りは手軽な反面、波打ち際での事故に注意が必要です。とくに、岸から沖に向かって流れる強い流れ(離岸流)は、一度流されると戻るのが難しいといわれます。波が高い日や、天気が崩れそうな日は無理をしないことが大切です。ウェーダー(胴長)を履いて水に入る場合は、深く立ち込みすぎないようにしましょう。

安全面で必ず確認したいこと|ライフジャケット

ブランクがある人ほど気をつけたいのが、安全面のルールの変化です。国土交通省によると、2018年2月から、小型船舶の船室外の甲板上では、原則としてすべての乗船者にライフジャケットの着用が義務づけられています(確度高:国土交通省の案内で確認)。

遊漁船(釣り船)は、法律にもとづく業務規程にしたがって運航されており、その規程の中でライフジャケットの着用が定められています。昔と違い、船の上ではライフジャケットを着るのが当たり前になっています。

確認すること内容
桜マーク国土交通省の安全基準に適合したライフジャケットについているマーク
タイプ小型船舶で使えるタイプかどうか(表示を確認)
レンタルの有無釣り船によっては貸し出しがある。予約時に確認

堤防やサーフでも、落水の危険はあります。とくに子どもを連れて行く場合は、子ども用のライフジャケットを用意しておくと安心です。

釣りのルールとマナーも確認しておく

ブランクの間に、釣り場のルールが変わっていることもあります。海の釣りでは、都道府県ごとの漁業調整規則などで、採ってはいけない生き物や、使ってはいけない漁具が決められています。アワビやサザエ、ナマコなどの貝類・海産物は、漁業権の対象になっていることが多く、釣り人が勝手に採ると密漁になるおそれがあります。

また、ゴミの持ち帰りや駐車場所など、基本的なマナーが守られないことで釣り禁止になった場所も少なくありません。「昔はよかった」場所が、今は立ち入り禁止になっていることもあるので、出かける前に確認しておきましょう。

再開までのステップ

  1. 道具を点検するライン・リール・ロッド・針・ライフジャケットを確認し、消耗品は新しくします。
  2. 家族と予定を相談する半日で帰れる釣りなら、家族の予定とも合わせやすくなります。
  3. 釣り方と釣り場を決める船・サーフ・堤防・海釣り施設など、今の生活に合う場所を選びます。
  4. ルールと安全装備を確認するライフジャケット、立ち入り禁止の場所、釣り船のルールを確認します。
  5. 最初は短時間から体力や感覚を取り戻しながら、少しずつ時間を延ばします。

釣りの道具や釣り方については、こちらの記事も参考にしてください。

釣りの再開に関するよくある質問

何年も使っていない道具は使えますか?

ロッドやリールは、点検して問題がなければ使えることが多いです。ラインや針などの消耗品は劣化している可能性があるため、新しくするのがおすすめです。判断が難しい場合は、釣具店に相談してください。

40代から釣りを再開しても楽しめますか?

経験があれば、感覚は比較的早く戻るといわれます。ただ、体力や生活の時間は変わっているため、半日の釣りや近場の釣りから始めると無理なく続けられます。

釣り船でライフジャケットは必要ですか?

必要です。小型船舶では、原則として船室外の甲板上にいる乗船者全員にライフジャケットの着用が義務づけられています。釣り船でも着用が定められているため、桜マーク付きのものを用意するか、レンタルの有無を確認してください。

子どもと一緒に行くなら、どこがいいですか?

足場がよく、トイレなどの設備が整った海釣り施設などがおすすめです。子ども用のライフジャケットも用意しておくと安心です。

ヒラメの泳がせ釣りとは何ですか?

生きた小魚を餌にして、その小魚を食べに来るヒラメを狙う釣り方です。餌の小魚が弱らないように扱うのがポイントです。船から狙う方法のほか、地域や時期によっては陸から狙うこともあります。

まとめ|今の生活に合った形で、もう一度釣りを

子どもが生まれて釣りから離れた人でも、形を変えれば再開はできます。最後にポイントをまとめます。

この記事のまとめ
  • 私は静岡で、船釣りの餌釣りとサーフの釣りをしていた。特に好きだったのはヒラメの泳がせ
  • 子どもが生まれて釣りから離れたが、道具はまだ残っている
  • ブランク明けは、ラインや針などの消耗品を中心に道具を点検する
  • 半日船や短時間のサーフ・堤防など、今の生活に合う釣りから始める
  • 小型船舶ではライフジャケットの着用が原則義務。桜マーク付きを用意する

まずは、押し入れの道具を出して点検するところから始めてみてください。それだけでも、釣りに行く日が少し近づくはずです。

参考:国土交通省 ライフジャケットの着用義務拡大

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