「電動リールのバッテリーって、どれを選べばいいの?」「容量は何Ahあれば足りる?」。船釣りで電動リールを使うなら、バッテリー選びはとても大切です。容量が足りないと、深場の釣りで途中から巻き上げが弱くなることもあります。
私は静岡で、太刀魚や真鯛、深場のアコウダイ、ヤリイカ・スルメイカなど、船のエサ釣りを中心に楽しんできました。この記事では、電動リール用バッテリーの種類、容量の選び方、純正と互換バッテリーの違い、長持ちさせる使い方をまとめます。
※本記事はプロモーションを含みます。
- リチウムイオンと鉛バッテリーの違い
- 釣り物・水深別の容量の目安
- ダイワ・シマノ純正と互換バッテリーの選び方
- バッテリーを長持ちさせる使い方と保管方法

電動リールを買ったんですけど、バッテリーってどれでも同じじゃないんですか?

いえ、けっこう違います。電圧・容量・重さ・リールとの相性で、巻き上げの力や一日の使い勝手が変わります。まずは種類と容量の考え方から押さえておきましょう。
結論|迷ったらリチウムイオン・10Ah以上が基本
| 釣りのスタイル | 容量の目安 | 例 |
|---|---|---|
| 浅場・近場の釣り | 6〜7Ah程度でも足りることが多い | アジ・イサキ・タチウオ(浅場)など |
| 一日じっくり・中深場 | 10〜12Ah程度 | 真鯛・ヤリイカ・スルメイカなど |
| 深場の釣り・大型リール | 12Ah以上、または予備バッテリー | アコウダイ・キンメダイ・アカムツなど |
※容量の目安は一般的な傾向です。リールの大きさ、水深、仕掛けの重さ、潮の速さ、使う回数によって、必要な容量は大きく変わります。
電動リール用バッテリーは、今は軽くてパワーのあるリチウムイオンバッテリーが主流です。容量は、迷ったら10Ah以上を選んでおくと、一日の船釣りで足りなくなる心配が少なくなります。深場の釣りでは、さらに余裕を持たせるのが安心です。
「容量が大きい=重い・高い」になりやすいです。自分がよく行く釣り物と水深に合わせて、必要十分な容量を選ぶのがコツです。
電動リール用バッテリーの種類
リチウムイオンバッテリー
現在の主流です。軽くて小さく、電圧が高いので巻き上げが力強いのが特徴です。ダイワの「スーパーリチウム」シリーズや、シマノの「BTマスター」シリーズなど、メーカー純正品も多くあります。
- メリット:軽い・コンパクト・巻き上げが力強い・残量表示がついたものが多い
- デメリット:価格が高め、取り扱い(充電・保管)に注意が必要
鉛バッテリー
昔からある、重くて大きいタイプのバッテリーです。価格は比較的安いものの、重さがあり、持ち運びが大変です。
- メリット:価格が比較的安い、大容量のものもある
- デメリット:重い・大きい、リチウムイオンに比べて巻き上げが弱く感じることがある
| 比較 | リチウムイオン | 鉛 |
|---|---|---|
| 重さ | 軽い | 重い |
| パワー | 強い(電圧が高め) | ふつう |
| 価格 | 高め | 安め |
| 持ち運び | ラク | 大変 |
| おすすめの人 | ほとんどの人 | 予算を最優先したい人 |

船宿で電源を借りられるって聞いたんですけど、バッテリーはいらないんですか?

船によっては電源を用意していることもあります。ただ、すべての船にあるわけではないですし、電圧や使える数が決まっていることもあります。予約のときに船宿へ確認しておくと安心ですよ。

バッテリーの選び方5つのポイント
1. 容量(Ah)で選ぶ
容量は「Ah(アンペアアワー)」や「mAh」で表されます。数字が大きいほど、長く使えます。水深が深いほど、一回の巻き上げで使う電気が多くなるので、深場の釣りでは大きな容量が必要です。
2. 電圧で選ぶ
電動リール用のリチウムイオンバッテリーは、14.4Vや14.8Vなどの電圧のものが多いです。電圧が高いほど、巻き上げの力とスピードが出やすくなります。リールによって対応している電圧が決まっているので、必ず説明書を確認しましょう。
3. 重さ・大きさで選ぶ
バッテリーは、船まで持ち運ぶものです。容量が大きいほど重くなりやすいので、車から船までの距離や、自分の体力も考えて選びましょう。
4. 防水性で選ぶ
船の上では、しぶきや雨でバッテリーがぬれることがあります。防水性のあるモデルや、水洗いできるモデルを選ぶと安心です。
5. リールとの相性(コネクター・メーカー)で選ぶ
電動リールとバッテリーをつなぐ電源コードの形は、メーカーによって違うことがあります。同じメーカーの純正品を選ぶと、相性の心配が少ないです。ほかのメーカーや互換品を使う場合は、対応しているか必ず確認しましょう。
ダイワとシマノの純正バッテリー
| メーカー | シリーズ例 | 特徴 |
|---|---|---|
| ダイワ | スーパーリチウム(例:12000WP) | リチウムイオン。14.4V、12Ahクラスなど。残量がわかるLED表示つき |
| シマノ | BTマスター | リチウムイオン。14.4V、11Ahクラスなど |
※製品名・容量・仕様は一例です。モデルチェンジで変わることがあるため、購入前に各メーカーの公式サイトで最新の情報を確認してください。
純正品は価格が高めですが、リールとの相性や安全性、サポートの面で安心感があるのがメリットです。はじめての1台なら、使っている電動リールと同じメーカーの純正品を選ぶと失敗しにくいです。

ダイワの電動リールなら「スーパーリチウム」、シマノなら「BTマスター」が純正バッテリーの定番です。まずは自分のリールと同じメーカーのものから選ぶと、コネクターや電圧の相性で迷わずにすみます。

互換バッテリーという選択肢
純正品のほかに、ほかのメーカーが作っている「互換バッテリー」もあります。純正品より安く、容量の大きいものも多いのが特徴です。
互換バッテリーのメリット
- 純正品より価格が安いことが多い
- 容量や大きさの選択肢が多い
- 予備バッテリーとして持っておきやすい
互換バッテリーの注意点
- リールのメーカー保証の対象外になることがある
- 品質や安全性にばらつきがあることがある
- コネクターの形や電圧が合わないことがある
リチウムイオンバッテリーは、品質が悪いと発熱や発火のおそれがあります。PSEマークなどの安全基準に対応しているか、販売元がはっきりしているかを確認しましょう。心配な人は、純正品を選ぶのが安心です。

純正以外を選ぶなら、PSE取得や防水性能をはっきり公表しているメーカーのものが安心です。BMO JAPANのリチウムイオンバッテリーは、14.4V・13.2Ahで、PSE取得済み・防水IP65と公表されています。
バッテリーを長持ちさせる使い方
- 使ったら早めに充電する特に鉛バッテリーは、使いきったまま放置すると劣化が早くなります。
- リチウムは満充電・空のまま長く置かない長い間使わないときは、残量を30〜50%くらいにして保管するのがよいといわれています。
- 高温・低温の場所に置かない夏の車内に置きっぱなしにしないようにしましょう。
- 使い終わったら、しぶきや汚れをふき取る海水がついたままだと、端子がさびる原因になります。
- 専用の充電器を使うメーカーが指定する充電器を使いましょう。
バッテリーは消耗品です。使い方しだいですが、数年たつと、容量が少しずつ減っていくものと考えておきましょう。「前より早く電池が減る」と感じたら、買い替えの目安です。

バッテリーの減りを早くしないための釣り方の工夫
同じ容量のバッテリーでも、使い方によって持ちが変わります。一日の終わりに電池が足りなくならないよう、次のような工夫も覚えておきましょう。
- 巻き上げの速さを上げすぎない:常に最高速で巻くと、そのぶん電気を多く使います。魚がかかっていないときは、ほどよい速さで巻きましょう
- 仕掛けを落とすときは電動を使わない:仕掛けの落下は、多くのリールで電気を使いません。クラッチを切って落とします
- 浅いところは手巻きも使う:水面近くまで来たら、手巻きに切りかえると電気の節約になります
- 残量表示をこまめに見る:残量が少なくなってきたら、巻き上げ速度をおさえるなど早めに対応します
リチウムイオンバッテリーは、残量が少なくなると急に力が弱くなることがあります。残量表示つきのモデルを選ぶと、減り具合がひと目でわかって安心です。
船に持って行くときのポイント
- バッテリーの残量を前日に確認する:当日の朝に気づいても、充電は間に合いません
- 電源コードの接続部を確認する:さびや汚れがあると、うまく電気が流れないことがあります
- 深場の釣りは予備バッテリーも検討する:途中で電池が切れると、手巻きで深場から上げるのはとても大変です
- 船宿の電源の有無を確認する:船に電源があれば、バッテリーを持って行かなくてよいこともあります
- 固定する場所を決めておく:船が揺れてもバッテリーが動かないよう、置き場所を工夫しましょう
私は静岡で、太刀魚や真鯛、深場のアコウダイ、ヤリイカ・スルメイカなどを狙う船のエサ釣りを楽しんできました。深場の釣りは、一回の巻き上げに時間がかかり、電動リールの出番も多くなります。浅場と深場では、必要なバッテリーの容量がまったく違うので、自分がよく行く釣り物に合わせて選ぶのがいちばんだと思います。
釣りの道具や釣り方については、こちらの記事も参考にしてください。
電動リールのバッテリーに関するよくある質問
電動リールのバッテリーは何Ahあればいいですか?
浅場なら6〜7Ah程度、一日じっくり釣るなら10〜12Ah程度、深場なら12Ah以上や予備バッテリーがあると安心です。リールや水深によって変わるので、目安として考えてください。
ダイワのリールにシマノのバッテリーは使えますか?
電源コードの形や電圧が合えば使える場合もありますが、メーカーの保証の対象外になることがあります。基本的には、リールと同じメーカーの純正品を選ぶのが安心です。
互換バッテリーは危なくないですか?
品質にばらつきがあることもあります。PSEマークなどの安全基準に対応しているか、販売元がはっきりしているかを確認しましょう。
バッテリーの寿命はどれくらいですか?
使い方や保管方法によりますが、充電と放電をくり返すうちに容量は少しずつ減っていきます。電池の減りが早くなったと感じたら、買い替えを考えましょう。
リチウムイオンバッテリーはどうやって保管すればいいですか?
長い間使わないときは、満充電や空の状態を避け、残量を30〜50%くらいにして、高温・低温にならない場所で保管するのがよいといわれています。
船の電源があればバッテリーはいりませんか?
船に電源があれば、バッテリーなしで電動リールを使えることもあります。ただし、すべての船にあるわけではないので、予約のときに船宿へ確認しましょう。
バッテリーは飛行機に持ち込めますか?
リチウムイオンバッテリーは、容量(Wh)によって機内持ち込みや預け入れに制限があります。釣り旅行で持って行く場合は、利用する航空会社のルールを事前に確認してください。
まとめ|釣り物と水深に合わせて、必要十分な容量を選ぶ
- 電動リール用バッテリーは、軽くてパワーのあるリチウムイオンが主流
- 容量は浅場なら6〜7Ah程度、一日じっくりなら10〜12Ah程度、深場なら12Ah以上が目安
- 電圧・重さ・防水性・リールとの相性も確認する
- はじめての1台は、リールと同じメーカーの純正品が安心
- 互換バッテリーは安全基準と販売元を確認して選ぶ
- 使ったら早めに充電し、長期保管は残量30〜50%程度で
バッテリーは、電動リールの力を引き出す大切な道具です。自分がよく行く釣り物と水深に合わせて選び、船釣りを快適に楽しんでください。
