「釣りの雑誌を読んでみたいけど、どれを選べばいい?」「昔読んでいた雑誌、今も出ているのかな」。釣り雑誌は、釣り方や地域ごとに専門誌が分かれているので、自分の釣りに合うものを選ぶのが大切です。ここ数年で休刊した雑誌もあり、昔の感覚で探すと見つからないこともあります。
私は静岡で、船のエサ釣りを中心に、サーフ(砂浜)でも釣りを楽しんできた38歳の会社員です。この記事では、2026年10月時点で発売が確認できた釣り雑誌を、釣りのジャンル別に紹介します。休刊した主な雑誌や、雑誌とネットの使い分けもまとめます。
- 2026年10月時点で発売が確認できた釣り雑誌の一覧
- 釣りのジャンル別のおすすめ雑誌
- 休刊した主な釣り雑誌
- 雑誌とネット・動画の使い分け
この記事の雑誌の発売状況・価格は、雑誌の定期購読サイト「Fujisan.co.jp」の掲載内容をもとに、2026年10月時点で確認したものです(確度中)。価格は号によって変わることがあり、休刊や刊行ペースの変更もありえます。購入前に出版社や販売サイトで最新の情報を確認してください。

釣りの情報ってネットで十分な気がするんですが、雑誌を読む意味はありますか?

ネットは速さ、雑誌は「まとまった知識」と「プロの写真・図解」が強みです。仕掛けの図や季節ごとの特集は、雑誌のほうが整理されていて読みやすいことが多いですよ。
結論|まずは「つり人」、船なら「つり情報」、地域情報なら「週刊つりニュース」
先に結論です。どれを読むか迷ったら、釣り全般をカバーする「つり人」から読むのがおすすめです。船釣りをするなら沖釣り専門の「つり情報」、自分の地域の釣果を知りたいなら「週刊つりニュース」が向いています。
| こんな人に | おすすめの雑誌 | 出版社 |
|---|---|---|
| 釣り全般を幅広く知りたい | つり人 | つり人社 |
| 船釣り(沖釣り)をする | つり情報 | 辰巳出版 |
| 地域の釣果・釣り場情報がほしい | 週刊つりニュース(関東・中部・西部版) | 週刊つりニュース |
| 堤防・磯・投げ釣りをする | 磯・投げ情報 | メディアボーイ |
| バス釣りをする | Basser/Lure magazine | つり人社/内外出版社 |
| 管理釣り場・トラウトのルアー | Angling Fan | コスミック出版 |
| 渓流・トラウト・フライ | 鱒の森/FLY FISHER/North Angler's | つり人社 |
| ヘラブナ釣り | へら鮒 | へら鮒社 |
私が中心にしていたのは、静岡での船のエサ釣りです。太刀魚、真鯛、ヤリイカ・スルメイカ、深場のアコウダイと、狙う魚ごとに仕掛けもタナ(魚のいる深さ)も違います。魚ごとの仕掛けを図でまとめて見られるのは、ネットの断片的な情報にはない、紙の雑誌やムックの良さだと感じます。

発売が確認できた釣り雑誌一覧(2026年10月時点)
Fujisan.co.jpで、2026年に最新号の発売が確認できた主な釣り雑誌です。刊行ペースと価格は、Fujisanの掲載内容です。
| 雑誌名 | 出版社 | ジャンル | 刊行 | 価格の目安 |
|---|---|---|---|---|
| つり人 | つり人社 | 釣り全般(総合誌) | 月刊(毎月25日ごろ) | 1,320円 |
| つり情報 | 辰巳出版 | 沖釣り(船釣り) | 月2回刊 | 690円 |
| 週刊つりニュース | 週刊つりニュース | 地域の釣果・釣り場情報(関東・中部・西部版) | 週刊 | 350円 |
| 磯・投げ情報 | メディアボーイ | 堤防・磯・投げ釣り | 隔月刊 | ― |
| Basser | つり人社 | バス釣り | 月刊 | 1,320円 |
| Lure magazine | 内外出版社 | バス釣り | 月刊 | 1,320円 |
| Angling Fan | コスミック出版 | 管理釣り場などのルアー釣り | ― | 1,200円 |
| 鱒の森 | つり人社 | トラウト | ― | 2,200円 |
| North Angler's | つり人社 | 北海道の釣り | 季刊 | 2,200円 |
| FLY FISHER | つり人社 | フライフィッシング | ― | 2,200円 |
| へら鮒 | へら鮒社 | ヘラブナ釣り | 月刊 | 1,300円 |
※Fujisan.co.jpの掲載内容(2026年10月確認・確度中)。価格は税込の目安で、号によって変わることがあります。「―」はページ内で表記が一致しなかった、または確認できなかった項目です。
釣り雑誌の選び方3つのポイント
- 自分の釣りのジャンルに合っているか:総合誌か専門誌か。船・堤防・ルアー・淡水で、載っている情報がまったく違います。
- 地域が合っているか:釣果や釣り場の情報は、地域が合っていないと使いにくいです。地域版がある雑誌は、自分の地域の版を選びます。
- 刊行ペースと値段:週刊・月2回刊は情報が新しく、季刊や隔月刊は1冊の内容が濃い傾向があります。続けて買うなら、値段とのバランスも確認しましょう。
迷ったときは、書店で特集のテーマと目次を見て、次の釣りで役立ちそうな号を選ぶのがいちばん失敗しにくい方法です。
ジャンル別|おすすめの釣り雑誌
釣り全般なら「つり人」
「つり人」は、つり人社が発行する月刊の総合釣り雑誌です。バス、渓流、沖釣りなど、釣りのジャンルを幅広く扱っています。特定の釣りにしぼる前の人や、いろいろな釣りの話題を知りたい人に向いています。
船釣りなら「つり情報」
「つり情報」は、辰巳出版が発行する沖釣り(船釣り)の情報誌です。小物釣りから大物釣りまで、船釣りを幅広く扱い、月2回発行されています。船宿や釣り物の情報を追いかけたい人に合います。

船釣りの雑誌って、初心者が読んでもわかりますか?

初心者向けの解説記事も載っているので大丈夫です。次に乗る船の釣り物の特集号を選ぶと、仕掛けや釣り方のイメージがつかみやすいですよ。
地域の釣果を知るなら「週刊つりニュース」
「週刊つりニュース」は、関東版・中部版・西部版に分かれた週刊の釣り情報紙です。船釣りを中心に、磯釣りや淡水の釣りまで扱い、地域ごとの釣果や釣り場の情報が載っています。静岡など中部エリアで釣りをする人は、中部版が候補になります。
堤防・磯・投げ釣りなら「磯・投げ情報」
「磯・投げ情報」は、メディアボーイが発行する堤防・磯・投げ釣りの隔月刊誌です。身近な釣り場のガイドとノウハウ記事が中心で、関東圏の情報が多いのが特徴です。
バス釣りなら「Basser」「Lure magazine」
バス釣りには、つり人社の「Basser」と、内外出版社の「Lure magazine」があります。どちらもバス釣りの専門誌で、ルアーのテクニックや道具の最新情報が中心です。
トラウト・渓流・管理釣り場なら
管理釣り場などのルアー釣りなら、コスミック出版の「Angling Fan」。トラウトなら「鱒の森」、フライフィッシングなら「FLY FISHER」、北海道の釣りなら「North Angler's」(いずれもつり人社)があります。専門性が高く、写真が多いのが特徴です。
ヘラブナ釣りなら「へら鮒」
「へら鮒」は、へら鮒社が発行するヘラブナ釣りの専門誌です。ヘラブナ釣りは道具や釣り方が独特なので、専門誌での情報収集が役立ちます。

休刊した主な釣り雑誌
釣り雑誌は、ここ数年で休刊や紙の定期刊行を終えたものもあります。昔読んでいた雑誌が見つからないときは、休刊している可能性があります。
| 雑誌名 | ジャンル | 状況 |
|---|---|---|
| つり丸 | 沖釣り | 2022年に休刊(確度中) |
| SALT WORLD | ソルトルアー | 隔月刊の定期刊行を終了し、Web媒体と不定期の刊行に移行(確度中) |
| Lure magazine Salt | ソルトルアー | Fujisanで休刊表示(最終掲載号2023年12月) |
| Angling Salt | ソルトルアー | Fujisanで休刊表示(最終掲載号2024年11月) |
| ちぬ倶楽部 | チヌ(クロダイ) | Fujisanで休刊表示 |
| 磯釣りスペシャル | 磯釣り | Fujisanで休刊表示 |
| へら専科 | ヘラブナ釣り | Fujisanで休刊表示(最終掲載号2025年12月) |
※Fujisan.co.jpの休刊表示と、出版社・報道の情報をもとに整理(2026年10月確認)。
海のルアー釣り(ソルトルアー)の雑誌は、休刊が続いています。ソルトルアーの情報は、メーカーや出版社のWebメディア、動画で集めるのが中心になっています。

雑誌が減っているなら、本のほうがいいですか?

基本を体系的に覚えたいなら、入門書や結び方の本もおすすめです。最新の釣果や旬の釣り物は雑誌やネット、基本は本、と分けると無駄がありません。
雑誌とネット・動画の上手な使い分け
| 情報源 | 強み | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 雑誌 | 季節の特集・仕掛けの図解・プロの解説 | 次に狙う魚の予習、知識の整理 |
| ネット(船宿・釣具店のサイト、SNS) | 最新の釣果・出船情報 | 行く日や行き先を決める |
| 動画 | 投げ方・結び方など動きのある技術 | 実際の動作をまねして覚える |
| 本(入門書・ムック) | 基本の体系的な知識 | 始める前の基礎固め |
- 次に狙う魚を決める季節と行きたい釣り場から、狙う魚を1つ決めます。
- 雑誌や本で予習する仕掛け・エサ・釣り方を、図解で全体像をつかみます。
- ネットで最新の釣果を確認する船宿や釣具店の釣果情報で、今釣れているかを確認します。
- 動画で動作を確認する投げ方や結び方など、動きのあるところは動画で確認します。
雑誌は、気になる特集の号だけ買うのもひとつの方法です。定期購読は、読みたい号が続くようになってからでも遅くありません。

釣りの情報収集や始め方については、こちらの記事も参考にしてください。
釣り雑誌に関するよくある質問
釣り初心者におすすめの雑誌はどれですか?
釣り全般を幅広く扱う「つり人」が読みやすいです。やりたい釣りが決まっているなら、船釣りは「つり情報」、堤防・投げ釣りは「磯・投げ情報」など、ジャンルの専門誌を選びましょう。
釣り雑誌はどこで買えますか?
書店やコンビニ、釣具店のほか、定期購読サイトや電子書籍ストアで買える雑誌もあります。取り扱いは雑誌によって違います。
海のルアー釣りの雑誌はありますか?
ソルトルアーの専門誌は休刊や定期刊行の終了が続いています。メーカーや出版社のWebメディア、動画、ムック本で情報を集めるのが現実的です。
静岡や東海の釣り情報が載っている雑誌は?
「週刊つりニュース」には中部版があり、中部エリアの釣果や釣り場の情報が載っています。
雑誌のバックナンバーは買えますか?
定期購読サイトや電子書籍ストアで、バックナンバーを扱っている雑誌もあります。気になる特集号は、早めに確認しておくと安心です。
まとめ|釣り雑誌は「自分の釣りのジャンル」で選ぶ
- 迷ったら総合誌の「つり人」から
- 船釣りなら「つり情報」、地域の釣果なら「週刊つりニュース」
- 堤防・磯・投げ釣りなら「磯・投げ情報」、バス・トラウトは専門誌が充実
- ソルトルアーの専門誌は休刊が続き、Webや動画が中心
- 雑誌・ネット・動画・本を目的で使い分けると、ムダなく上達できる
釣り雑誌は、次の釣りを楽しみにしながら読む時間も含めて、釣りの楽しみのひとつです。自分の釣りに合う1冊を、気になる特集の号から手に取ってみてください。
